愛と平和を求める心があるなら、振り向くな。

親に虐待された子供は
自分の子供にも似たような虐待をしてしまう。

ガンダムのモノマネ芸人の
若井おさむさんは家族からDVを受け、
トラウマに苦しんだ挙句に1度は結婚したが
理性と感情の葛藤の果てに離婚を選択した。

ガンダム芸人・若井おさむが語る親との確執「母を手にかけずにすんだのは、人生を失いたくなかったから」 絶縁して得た幸せを噛みしめて|芸能|婦人公論.jp
「親父にもぶたれたことないのに!」。アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイのこの名ゼリフの物まねでブレイクした芸人・若井おさむさん。しかし、自身は家族から壮絶な虐待を受けて育ち、一度もこのセリ...

彼の虐待の記事を読むと
母親はサドっ気のある自己中心的な人物だと感じる。

そんな母に夫である父親は
渋々ながらも妻に従っているのは
気の小さい男だったのだろう。

1度は子育て教育として度が過ぎていると
妻に注意をするが、
歯向かう夫に激怒して
その日を境にこの二人は不仲になる。
自身が息子を虐待している後ろめたさがあったのは
妻に完全に隷属していたわけではなかったと言える。

なぜ彼女は小心な男性を選んで結婚したのか?

一家の中で支配者的立場を欲したから。

君主には配下が必要。
それは優秀で従順な長男が抜擢された。

彼女がそうした絶対君主に固執したのは
彼女の家庭環境に原因があると推定する。
その根拠が若井家は彼女の両親の近所にあったこと。
(過去形なのは母はもうそこに住んでいないと思われるから)

父親の実家がどこなのか
記事を読んだだけでは分からない。

調理師免許を持っていることから
飲食関係の会社に勤めていたと思われる。
土日は仕事、帰宅は夜。
息子と顔を合わせる時間は少ない。
彼は自身の店を持つ独立オーナーではない。
私がそう言い切れるのは
小心者に独立経営ができるわけがないから。

この母親は専業主婦だったのか
パートに出て働いていたのか分からない。
絶対君主が自ら働くことはない。
おそらく専業主婦だったと思う。

夫の自殺を心臓発作だと嘘ついたのをみると
夫の親族にはイイ嫁と思われたいという裏返し。
世間体(体面)を気にするどこにでもいる女。

彼女がなぜそこまで若井家の支配者に固執したのか?
普通の女が鬼ババと化してしまったのはなぜか?

彼女の家庭環境も似たような家族だったのだろう。
彼女がどれほどの虐待を受けていたのか
それは分からない。
イイ子にしてなきゃ家から追い出されてしまう
子供の恐怖は死刑の恐怖も同然。
虐待を愛情表現だと自己暗示でもしなければ
つらい現実に心も身体も引き裂かれてしまう。
親子関係がいつしか絶対君主制に変化する。

その証拠が実家の近所に住んでいること。
彼女は成人し結婚し母になっても
その呪縛から解かれていない。

実の父母を否定して
親にも愛されない女がどうして愛される?

女の一番の幸福である愛されることが
この先一生無いものだとしたら
生きていく希望なんて持てない。

幸せを得られない人生をどうして歩んでいける?

おさむさんは母と違う。
男性であることも幸いしたのか
腐れ縁を切って未来に羽ばたこうとしている。

キックボクシングのトレーナーとして自己を鍛え
苦難に負けない強い子供を育てようとしたり、
お笑い芸人として
今時代に求められていることの1つである笑いを
大衆に投げかけている。

私は因果応報という絶対の法則を知っている。
残念なことなのかどうなのか
5年前に会った母の言うことが本当ならば
あなたの母親は孤立する。

長男は海外で永住権を取って
日本にはあまり帰らない、帰りたくない。
母と暮らすなんて死んでもイヤなのだろう。

去年(2014年)再婚した相手は
京都で事業をしているすごい金持ち。
このコロナショックで事業がどうなっているか。
仮に仕事がデキる男性ならば
知性もリーダーシップも持っている。
カネを持った男性がすることは
更なる事業意欲かオンナへの性欲を吐き出すことか。
これでは母の支配欲は満たせないし
むしろ反抗的な女は捨てられる。

私は体面を気にする彼女は
この2つの出来事を
テレビ出演で知名度が出た次男を前にして
嘘をついたと思われる。

彼女がその時すでに孤立していたのか
これから孤立していくのかの違いだけで
寂しい老後を送ることになるのは明らかだろう。

おさむさん、
彼女を許してやれとは言わない。
が許してやれない自分くらいは許してやれ。

自分すらも愛せない奴が、どうして笑いを取れる?
スポーツを通してどうして強い子供を育てられる?

それこそお笑いだ。

死んでしまった父への孝行はできなくなった。
虐待をした良妻賢母でなかった母であっても
飯を食わせ住まわせナイフは使わなかった。
ほんのわずかでも親としての義務は果たしている。

今生きている母にできる最大の孝行は
人生に輝いている息子を示すこと。

そんな母などいなかったもののように
過去を振り返らず
他者への配慮を忘れず
未来はどんどん明るくなるという希望を信じること。

光ある方に向き合えば
後ろには自分の影ができている。

「影ない人などこの世にいない」

もしそれが枷として自分の未来を阻むなら
自身の内部から光り輝くしかない。
光そのものになるしかない。

振り向くな、おさむ
立ち上がれ、おさむ
恐怖をはらって行けよ行けよ行けよ。
まだ愛にふるえる心があるなら。

アムロ ふりむかないで
宇宙のはてに きらめく星は
アムロ お前がすてた 故郷だ
忘れはしない 少年の日の誓いを
青春をかけ 守りぬけ この幸せを
アムロ ふりむくな アムロ
男は寂しさ かくすもの かくすもの
ただ あしたへと あしたへと 永遠に……

歌:池田鴻
作詞:井荻麟
作曲:渡辺岳夫
編曲者:松山祐士

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