子に笛を持たせよ。

家族で海や山へ出かけて楽しむ
夏の時期になりました。

もし小さなお子様がいらっしゃるならば
必ず笛を持たせて下さい。
小さいので邪魔になりにくいはずです。

なぜなら未知の不慣れな場所に行くと
子供がはしゃいで迷子になりやすく、
遭難に遭う可能性があります。
その時に笛を吹けば
近くの大人が感づいて
救援に来てくれやすくなる。

それに登下校の際にも役に立つ。
変質者に襲われそうになったら
笛を吹けばたいてい加害者は逃げ出す。
私はテレビ番組で見たことがあるが、
空き巣泥棒は音に敏感で、
犬の吠えるワンワンや
警告のブザー音が鳴ると
犯行に及ぶ前に立ち去る確率が高まると。

※その前に人気のないところには行かないように注意。

(以下参照記事)

北海道男児不明、山中でどう生き延びるか 専門家が語る2つのポイント
BuzzFeed Japan 6月3日(金)

BuzzFeed Newsは、ボーイスカウト日本連盟社会連携広報部の木本史郎さんに、子供が一人、山中ではぐれた際、助かるためのポイントはどこにあるのかを聞いた。

「今回の行方不明で気になるのは、大自然のなかで子供を1人にしたこと。こういう状況は作らないことが第一ですが、山登りなどで子供が1人、はぐれるケースは想定できます。はぐれた場合、注意すべきは2つ。万が一に備えて、家族で共有してください」

第1のポイント「動き回らない」ことだ。

「大人とはぐれた場合、そこから動かないことです。親を探さないことです。親は、もしはぐれた場合は『大人が絶対に探すからそこから動かないで』と伝える」
「子供が親を探さない利点は2つあります。むやみに動くと、親子でお互いを探す状況になり、距離が離れてしまうこと。もう一つは体力を消耗しないですむことです。動き回ると喉はかわき、おなかもすく。水分も食料も必要になります。探してもらうのを待ちましょう」

第2のポイントは「音を出す」。 

「大きな声で『助けて』と叫ぶというのもいいのですが、声を出すと意外と体力を消耗します。もっといい方法は笛を持っていくことですが、なければ石や木で音をだすこと」
「3回ずつ、音を出す。これは救難信号の基本であり、人の注意を引き寄せます。1回なら偶然かな、と思われますが3回なら意図を持っている。動物や、自然の音ではなく、人が出していると思ってもらえます。救難信号も3回ずつ音を出します。それと同じように、石や木で3回出すことです」

木本さんはこう話す。

「子供だから、遠くまでいけないだろうというのは大人の思い込みです。山中など高低差のあるところでは、子供は身軽で、意外と遠くまで動ける。自分たちが思っていたより、遠くまで離れていたということはある。約束事を作るのが大事です」

(以上)


error: Content is protected !!