『断食デトックス』という荒療治(花粉症治療の仮説)

春は花粉症の季節です。
空気が乾燥して、
くしゃみや鼻水が止まらない花粉症に
苦しんでいる人は多い。
私もそうだ。

私は花粉症とは「化学物質過敏症」だと捉えている。
なぜなら花粉が原因で
くしゃみ・鼻水がひどいならば、
林業従事者や山に住む人は
全員花粉症のはずだ。昔から。
だが実際には発症者は都会に多い。
ならば他に原因があるはずだと考えると、
やはり化学物質が挙げられる。

鼻腔経由:車の排気ガス、化学香料
口内経由:添加物入り食品、口紅
皮膚経由:シャンプー、石けん、化粧品

これらが体内に蓄積され、
ある臨界点まで達すると
花粉症を発症する。
(コップにどんどん墨汁を注ぎ込めば、いつか溢れ出るという理屈)
それはいつなのかは分からない。
個人差があるから。
だが生身の普通の人間ならば
将来必ずなるだろうと思われる。
頑強なプロレスラーでさえ。

私は花粉症を克服するためのある“仮説”を持っている。
(医学関係者に怒られるだろうから
あくまで私の独断による仮説として知ってほしい)

それは『断食』をするということだ。
断食とは字のごとし食を断つということで、
食べ物を食べないことだ。
※ただし水は飲んでほしい。

なぜ断食が花粉症に効くのかという理由をこれから言う。

人はエネルギー(カロリー)を摂取しないと
脂肪などの体に不必要なものをエネルギーに変える。
さらに摂取が足りなくなれば、
身体を維持していくのに重要度の低い機能から
エネルギーを奪って生命を保持しようとする。

大胆に言うと
筋肉や内臓を溶かしてエネルギーの燃料にする。
その燃料は腸に貯まり、
我々の体にとって一番大事な部位である脳を守るために
そのエネルギーを最優先として使われる。

腸はわずかなエネルギーですら
無駄にせず活用してやろうと
風船のように膨張を始める。
(腸の面積を広げて、エネルギーレセプターを最大限にする)

日本の古い絵画に餓鬼の姿を見たことがあるだろうか。
お腹だけがぷっくりと膨らんで
手足は骨と皮だけの姿を。
(一度検索して見て下さい)
飢饉の時のありのままを模写したので、
飢餓する人間がどのようになるかを知らせてくれる。
嘔吐している絵もある。
あれは内臓の溶けた液体が腸から胃へ逆流し、
吐いたと思われる。

「内臓を溶かす」

溶けて腸に送り込まれる時、
内臓にこびり付いている化学物質も
同時に溶け出て送られる。
化学物質は生命活動に不必要だからだ。
(体内に留まっている理由がない)
その時に糞尿としていっしょに排出してしまえばいい。
断食中であるがゆえに
糞よりも尿に混じって出ていくと思うがどうか。
限界まで食を断てば断つほど
内臓奥深くに蓄積された化学物質を取り出せる。
危険な行為だが。
だから身体との対話を通して慎重に行う必要がある。

私は断食断食と言っているが、
一切の食を断てと言うつもりはない。
そんなことをすれば飽食日本で生きている我々は
途端に精神がおかしくなるからだ。
だから1日1食で我慢する。
それは冬よりも夏がいい。
なぜなら冬は夏よりもエネルギー消費が高いため、
冬に食を摂らないと風邪を引きやすくなる。
(経験則から)
風邪を引いて花粉症よりも重大な事態になっては本末転倒。
夏の食が細くなる時期に減食し、
しかも水をガブガブ飲んで尿を出しやすくする。

私自身この夏はどうしようかと思っているが、
現在の派遣での仕事が工場勤務であるため
1日1食は難しい。
だがドリンクはミネラルウォーターにする。
空腹感を水でごまかす。

「空腹感を維持させる」=「化学物質を貯め込ませない」

上記のことは私の実践から来ているとは言えない。
医者にそれを言えば間違いなく止められる。
よってこの『断食デトックス』というのは
仮説であり、空論であり、実学とは程遠い。

だが理論上は正しいと信じる。

もしこの仮説が正しいのならば
現役ボクサーは試合前など激しい減量生活を強いられるのだから、
花粉症の方はいないはず。
もしいたら問い合わせからメールを下さい。

補足として言うが、
現在体内に蓄積している化学物質は、
これから食するものすべてを
自然食品に切り替えたところで排出できない。
細胞は新陳代謝を緩やかに繰り返すが、
一度こびりついた化学物質がそう易々と落ちるわけがない。
ゴシゴシとこするくらいでないと。
断食と言う荒療治で無理やり排出させる。
私にはそれしか方法が分かりません。

※この記事はシェアしないで下さい。

error: Content is protected !!