人の生は死んだ後にも、どこまでも続いていく。

吉永賢一さんの本を読みました。

彼は裕福とは言えない借家の家庭に生まれて、
「なぜ貧富はあるのか?」という疑問を持ち、
貧富を分けている人間を観察してきた結果、
このように定義するようになった。
(私流に補足的な解釈をしています)

【貧乏人の定義】

仕方ないとあきらめ、自己の可能性を閉じ、自己中になった人

【成功者の定義】(お金持ち、ではない)

夢や理想を持ち、それを達するために日々創意工夫を怠らない人

具体的に2者の特徴がどんなことなのか
彼は箇条書きでいくつも挙げていられるが、
それは本を読んで知って頂きたい。

私は根源的な問いとして
何が原因で2者をその定義のような人間にしたのか?
彼ははっきり言及していないのが少し残念だった。

なぜ貧乏人は弱々しくあきらめてしまうのか?
なぜ成功者は夢や理想のために生きていけるのか?

私が答える。

その原因は
貧乏人は死んだら一巻の終わりだと考えている。
成功者は死んでもまだ次が待っていると信じている。
(無意識かもしれないが)

だから貧乏人を成功者の仲間に入ってほしいならば
俺たちは死んでも無にならず、
先の先までずっと自分が続いていくことを
説明し説得しなければならない。

私はそんな説得をすることには
もうそれほどムキになっていない。
確固たる証拠を出せないから。

人が永遠の生を授けられた存在ならば
いつかその真理を分かってくれるし、
わざわざリキんで説得するほどのことではない。

人には神でも抗うことのできない意志がある。
その意志で決定した

・現状維持の変化のない人生
・可能性を模索していく人生

どちらであっても本人の選択を尊重したい。
あなたもあなたにとって幸福な方を選んでほしい。
(私はこの両方をバランスよく操縦して生きたい)

人生は徒労ではないのだが。

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