自分の幸福と、人類の幸福を同一させればいい。

「あなたの幸せは何でしょうか?」

これに即答できる日本人は少ないと思います。
豊かな現代日本にあって
物質的不満はそんなにないはずですし、
モノある幸せはすでに満たされている。
ですがどこかさみしい。
不幸でもないのだけれど
幸せの実感は少ない。

どうしてなのか?

分かち合うことがなくなったから。
分けられたものが合わさることがないから
心の空虚感がどうしても生まれてしまう。

「他者とのつながりが希薄である、というさみしさ」

25歳の億万長者がふと漏らした一言でもある
「さみしい」が求めるものは、
経済という金銭的基準を当てはめては
解消できないことを僕に伝えてくれた。

『人間の幸福は他者と共存していること』

人類という仲間がいなくては
幸福を味わえないという分霊である僕らの魂。

「自分の幸せは何だろう?」

この問いは絶えず自分の中にあっていい。
その答えが「同胞と共に在る」という決意に変わるまで。

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