お金は道具。道具の価値は使う人のマインドによって左右される。


(上の動画はスマホでは見れません)

ジム・ロジャース氏はアベノミクスにおいて、
長期で無制限の通貨増刷による
急激な円安を危惧している。
たった半年で25~30%の下落は
世界経済にとっては良くないと。
彼は歴史的に見て
通貨の価値を下げるような政策は
うまくいっていないと答える。

そもそもお金って道具なんですけどね。
(彼はしょせん投資家。専門外だから仕方ない)

「道具であるお金の価値が目減りすると、
それを使用する人間の価値も減るのですか?」

いいえ、減りません。

「では人間の価値とは何なのですか?」

お金の多寡ではないことは明らかですが、
私は『克己心』だと思います。
己の欲望に打ち克てる力のことです。
この力が強い人は価値が高く、
弱い人はアニマルに近い。

安倍総理の「円安誘導政策」に対して
私は肯定も否定もしません。
円高円安のどちらともメリットデメリットがあるからです。
紙幣を増刷して東北復興の資金源にする。
これに関しては特に問題はない。
ですが総理は理解しているのだろうか。
「人間の意志力がすべてを左右する」ということを。

上の動画からロジャース氏が挙げる日本の課題

・人口減少
・国債の増加
・通貨の下落

こんなことは人のマインドパワーで何とでもなる。
取るに足らない問題だ。
だが「その人の持つマインドのあり方をどのように向上へと導けるのか」が問われる。
克己心の養成のことだが。
これが困難極まる。
イエス・キリストでも磔刑に耐えなければならなかった。
(我ら凡人などがどうすればいいというのだ?)

人類がこうして増加しているところを見ると、
過去の歴史に起こったさまざまな苦難を
乗り越えてきたということが分かる。
どうやってここまで来ることができたのだろうか?

「いつも美しくありたい」

この向上心が『魂』に内在しているからなのです。
マインドは魂の理解によって
向上へと導くことができるのです。

アベノミクスに問われていることは政策ではない。
『魂』の如何なのです。
それは経済だけでなく
人類全体にも問われていることなのです。

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