魂の不滅を信じるなら、死は怖くない!!

我々の魂が本来あったところに戻ること。
つまり“魂の故郷”に帰郷するということ。
それがこの世で“逝く”と言われる。

「もし魂なんてない、あの世の世界も嘘っぱち」だと考えるなら、
死は無でしかない。
無であるならば、生きている現在の中において、
とてつもない恐怖感に襲われ、息が止まり立ちすくむ。
(僕にも経験があるよ)
だが死んだ後には、怖いという自我すらもない。
恐怖した記憶さえ忘却の彼方へ葬られるのだ。
よって死の恐怖はこの世のものだと言える。

この世において『死の恐怖を取り除くこと』

あなたは自我という意味を考えたことはあるか?
「自分とは何か?」と。

「死が無であるならば、僕らの自我はどこから来たのか?」

(無。無は何もない。無という言葉すらない。果てしのない闇)

「そんな無(ゼロ)から我々の自我が創られたのか?」

断じてそれはない。
ゼロから自我をどう創ればいいのだ?
ゼロからすべてが誕生したと言う人がいるなら、
ゼロという意味を全く理解していないことになる。

“有”から僕らは生まれたのだよ。
“有”それを“魂の故郷”と言うだけだ。
“有”とは消滅させようがないほどの圧倒的な存在。
ある人はそれを【神】と呼ぶ。
圧倒的であるがゆえに人智を超える。
だから死を無だと勘違いしてしまう。
気の毒なことだ。

コメント

error: Content is protected !!