リサイクル宇宙論と中古市場の将来性

ブックオフが赤字になった。
原因は中古家電のリサイクルにつまづいたから。

先発組ハードオフなどに勝算が持てる理由を
市場規模が大きく成長率が高いと言う。
(何とハードオフはブックオフとは別の会社)

ハードオフのは今年の決算で
純利益過去最高をマークした。
ヤマダ電機はアウトレットや
中古店舗を増やしたり、
家電修理の工場を滋賀に作るそうだ。

「現在リサイクル市場は儲かっている」

消費税増税もあり
無駄な出費を抑えたい人が多くなったのだろう。

マネーの虎の堀之内社長の
破たんさせた「生活創庫」
今や㈱リハンズという
別会社に譲渡されているが、
しっかり運営されているところを見ると
儲かっているのでしょう。

「なぜ生活創庫はダメになったのだろうか?」

リーマンショック後の景気低迷や
競争激化による利益率低下が挙げられるが、
私は経営者の理念が弱かったのが原因だと思う。

中古市場は今後の成長産業だ。
使い捨て文化は日本をダメにする。
俺がリサイクルで国を救ってみせる!!

そんな気概を持てないビジネスに取り組んだから
ちょっと低迷すると辞めたくなり、
利益のほしい経営者として
不採算店舗を閉鎖した。

つまり彼はリサイクルへの情熱が足りなかった。

これは人材についても言える。
派遣やアルバイトという
使い捨てを利用する会社は
我々の住む社会への愛が足りない。
社会性を考えないそんな会社が
永く持つわけがない。
いずれ墜落するのではないかな。
知らんが。

私はこれをいい機会に
リサイクルについて考えてみた。

そういえば血液も循環しているし、
水(H2O)も循環している。
魂も輪廻という循環をたどる。

もしや神の現象規律には
リサイクルという法則があるのではないか。

それならばリサイクルは愛ある行動であり、
愛はリサイクルとも呼べるのではないか。

物理学の基礎:「エネルギー保存の法則」

⇒エネルギーは形を変えてはいるが
増減せずにそのまま存在しているという法則

ん!? これは神のことじゃないか。
(詳細はこのブログを読み返せ)

はうあ!?
もしや…

神が宇宙を創造した時、
循環現象を物理的宇宙に制定したのなら、
宇宙は膨張しているのではなく
宇宙はリサイクルされているのだ!!

惑星が消滅してはまた生まれ、
ブラックホールとホワイトホールは
互いにキスしている。
神の平安の内において。

私はこの「リサイクル宇宙論」を堂々と提唱します。
(数式は理系の方が導き出して下さい)

結論:中古ビジネスは愛の実践です。

(以下記事)

ブックオフが赤字、「中古家電」でつまづき
中古本市場が縮小する中、活路は見つかるか
[東洋経済オンライン]

中古本販売チェーンという新業態を日本で確立した、ブックオフコーポレーション。一世を風靡した同社が、2016年3月期に営業利益で1.5億円の赤字に陥ることになった。営業赤字となるのは、2004年の上場以来、初めてのことだ。

同社は、主力商材である中古本の市場が縮小を続ける中、「本」のブックオフから「何でもリユース」のブックオフへと転換する移行期にある。期初計画では、中古家電買い取りのためのパートやアルバイトなど人員増強、業態転換の認知度向上のためのテレビCMといった先行投資を計画。営業利益は2015年3月期の11.2億円から今期は5億円に減少すると見込んでいた。が、収益の悪化度合いは、想定を超えるほどだった。

■家電の買い取りが停滞
売り上げは健闘している。主力の中古本やソフトメディアは、商品別の需給バランスを反映した値付けの導入や、「ヤフオク!」への出品効果が発現。期初計画の750億円を20億円上回る770億円となる見込みだ。

一方、費用面では人員確保を前倒しで進めたため、期初計画に比べ人員増強費が増えたほか、オンライン出品に伴う費用、新規事業の総合買い取り「ハグオール」の先行投資負担が発生。売り上げ増でもカバーしきれなかった。

問題は、「何でもリユース」への業態転換のカギとなる中古家電の買い取りが、計画どおり進んでいないことだ。

中古家電市場には、ハードオフコーポレーション、トレジャー・ファクトリーなど、先発組が存在する。にもかかわらず、同社が中古家電に狙いを定めたのは、市場規模が大きく成長率が高いことに加え、後発でも「中古本という集客力がある商材を持つ強みが生きる」(松下展千社長)と判断したためだ。

2015年に策定した中期計画では、2017年3月期には買い取った中古家電の販売によって増収を達成し、販売管理費の増加を吸収。営業利益30億円へV字回復を果たす、という展望を描いていた。

■宣伝を強化しても効果は限定的
そのため今期は人員増強とともに、中古家電の陳列棚を整備。併せて、商品の型番を入力すると査定金額が出力される、中古家電査定システムの導入を進めてきた。12月には直営店全店に陳列棚と査定システムの導入を終え、今年1月にはテレビCMも放映したが、2月の買い取り金額は1.2億円にとどまる。

店舗の再編・集約という課題もある。ハードオフなど先発組が郊外を中心に中古家電の陳列に適した大型店を展開しているのに対し、同社の直営店の大半は中古家電を販売するのに十分なスペースがない「ブックオフ」店だ。中古本やソフトメディア、アパレル、スポーツ用品、ブランド品、楽器、生活雑貨までを扱う「ブックオフ&スーパーバザー」の出店を進めているが、まだ直営店全店の1割弱にすぎない。

今後は、ブックオフ店を中古家電の販売も可能なように移転・増床するか、移転が困難な場合は中古家電の買い取り機能だけに特化させるなど、スクラップ・アンド・ビルドを進めていく。何でもリユースへの変身の道は平坦ではないようだ。

(「週刊東洋経済」2016年4月2日号「核心リポート05」を転載)

(以上)

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