みんな自分が死ぬことを忘れている

黒澤明監督の『生きる』を観よ。

ガン宣告を受けた一人の冴えない公務員が、
汚染地帯を公園へと作りかえる運動に、
余命をかけて取り組む姿を描く映画です。

みんな自分は死なないような生き方をしているけど、
本当にいつかは死ぬんですから。
それがいつか分からないだけで。
死はすべてに平等です。
そう思ったら居ても立ってもいられませんよ。
もしあと1年の命だと言われたら。
呼吸が止まり、世界の色が変わる。
時間がまとわりついて鼓動が聞こえる。

「ああ、俺はどうすれば充実した人生が完成できるんだ?」

あなたならそう言われたら何をします?

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