親は子に“苦しみの人生”を歩んでほしくないと願う。
だからできる限り口うるさく助言する。
(特に母親か)
でも苦しみのないところに成長はない。
成長のないところに高人格は作られない。
だからいつまでたっても言動が「ガキ」のままなのだ。
『かわいい子には旅をさせよ』と言う。
その通り。
『若い時の苦労は買ってでもせよ』
至言。
(今時の親に聞かせてやりたい)
親心としてわが子にだけは苦労させたくない。
特に自分が苦労していれば尚更だ。
その気持ちは分かる。
「(虎の赤ちゃんを)谷底に落とす」
ようなマネをしろとは言わないが、
子育ては“放任主義”でいいのではないかな。
(赤ちゃんを放任したら死ぬからダメだよ)
思考錯誤を繰り返し、
頭を壁にぶつけながら人生を歩んでいく。
そこに人間の生きる意味があると確信します。
親が我が子を一人前に育ててゆく。
それと同時にまた、
親自らも一人前の親になってゆく。
コメント
一人前への道
How many roads must a man walk down
before you call him a man
The answer,my friend,is blowin in the wind
The answer is blowin in the wind
(どれほどの道を歩んで行けば
彼は一人前として認められるのだろう
答えはそう、風に吹かれている
友よ
その答えは風に吹かれているのさ)
~ボブ・ディランより。