もし「死=無」なら、人は先を争って自殺する。

そしてこの世に人は誰一人としていなくなるだろう。
(ドストエフスキーの言葉だったかな)

人が大いなる自覚
(=精神の根底から自信と共に湧き出てくる確信)により、
「死は無である」という結論に至ったならば、
「人生は無意味である」ことを悟り、
我先にと自殺を図る。
生きることに『価値』がないからだ。

地位も名誉も財産も、
美食も美女も美貌も何の意味もない。
女性は子供を産まなくなるだろうし、
育てることもない。

でも実際はそうなってはいない。

「なぜ人はこの世の苦しみを味わいながらも
『希望』を信じて生きているのだろうか?」

(希望があるから人は生きていける)

『魂の奥底で、魂は不滅・この世で修行して魂を美化させたいということを自覚している』から。

魂は不滅という自覚があるから、
ほとんど人が難なく死を受け入れる。
この世で魂を美化させたいから、
この世に留まり健気に生き続ける。

どんな生き方でもいい!!
限りあるこの世での生を、
力一杯生きてみよう。

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