無から生まれたものは何一つない。存在する全てのものは有から生じる。

死んだら無になると思っている輩が多い。
バカげている。
そんなことで悩んでいる暇があったら
人生を楽しむ修行をしなさい。

「死んだらどうなるか?」

肉体を脱皮した意志が、
目的地に還るだけ(戻るだけ)だ。
その意志を『魂』と言う。

魂は目的を授けられた場からこの世に生まれいずる。
受肉して。
寿命が来たらその目的を頂いた場に戻る(帰還)

「その目的とは何か?」

各自が背負ったカルマの解消。
それすなわち魂の純化だ。

こうは言ってもまだ分からない人がいる。
例えをあげてみよう。

「自動車はなぜできたか?」

A地点からB地点に
「快適に移動したい」という意志(意欲)が生まれた。
その意志が同じ意志を集めてふくれあがった。
様々なアイデアが出され、
時代の流れの中で試行錯誤が繰り返された。
(もちろん今でも継続している。エコな電気自動車に早く変わるといいですね)
多くの意志たちのもとに今の自動車ができたと言うことができる。

「意志のない(無である)ところに何でモノ(有)が生まれるの?」

『意志=魂の志向性』

人の魂は「この世に生まれ、魂を鍛えたい」と絶えず思っている。
その思いは死んでも無くならない。
なぜならその思いは意志であり魂であり、
その意志を授けた場は「絶対の有」である神の領域だからだ。
(自動車も完璧になるまでその進化は止まらないであろう)
(「快適に移動したい」という意志が働くゆえに)

「魂を鍛えたい・美化したい・純化したい」
という意志が魂の本質なのです。

つまり向上こそが我々の本質なのですね。

「物理的宇宙は何からできたか?」

本質は地球という物質界を創造した。
物質は向上に必要だとされたから。
(筋力を鍛えるためにダンベルの上げ下げするのと同じ理屈)
(地球だけでなく時空に支配された物質的世界すべてです)
(つまり太陽系の惑星も。他の銀河系の物質界も同じでしょう)
(地球は物質世界の造形過程の最適なもの。向上のために)
(そのことに関することは私の今の思考を超えるため質問しないで下さい)

その時あろうことかハプニングが起こってしまった。
物質という呪縛に魂を絡めとられてしまったのだ(執着)
向上させるつもりが返って降下させてしまうとは!!
慌てた。協議が開かれた。
ヒトを早急に創造した。のち有史に至る。
(猿からヒトへの進化過程が早いのはそのため。詳細は知らない)

まあつまり宇宙の根源には、
本質という「有」があったということです。

物理学者は宇宙の始まりはビッグバンと言う。
ビッグバンの前は何があったの?
何が原因でそれが起こったの?
そんな答えは物理学者では到底分からない。

『向上したいという魂の本質である意志』がそれだ。

物理的に考えるだけの人間の脳みそでは
「死んだら無になる」と思ってしまうのも
仕方がないことかもしれませんね。
非常に悲しいことですが。

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