すれ違いの純情が、タピオカミルクティーに嘘ついた。

『ALL RIGHT』という
タピオカのお店の事情について
今騒動になっているのを、
会社の昼間休憩中にテレビで見た。

何でもタレントの木下優樹菜さんの姉が
そこで働いていたが、

・給与が支払われない
・給与明細をもらえない
・給料が安い
・お店で紛失があった時犯人扱いされた
(姉の名前が入った衛生管理者のプレートらしい)

それを妹である優樹菜さんが聞いて
思わず逆上し今回の騒ぎになったそうです。

店の女性オーナーと木下さんの姉とはママ友関係。

オーナーがお店をオープンする時
(開業日:2019年7月20日)
「木下さん(姉)、一緒にお店やってみない?」
(私のお店を手伝ってほしいという意味)
と当時家庭や子育てについて悩んでいた姉に
気分転換になるかもと誘ってみた。

そこで姉は経営者から誘われたのだから
自分も共同経営者だと勘違いした。
妹は姉が開いたお店だと勘違いした。

優樹菜さんのインスタのフォロワーは
何と500万人以上。(日本で4番目の数)
そこで姉がタピオカ店をオープンしたと告知したら
ドッと彼女のファンが押し寄せた。

これはおかしいと思った女性オーナーは
ここのオーナーは私だよと姉と話し合った。

姉には3人の子供がいるし
夏場のお店は忙しくなって
結局お店を辞めることになった。

モヤモヤした状況のまま
意気消沈している姉を妹が見て

私たちのおかげで店が繁盛できたのに
あの女(オーナー)はこの仕打ちですか!?
お姉ちゃんは悪くない。
一生懸命働いたのだから悪いわけがない。
人をコキ使って捨てた悪徳経営者を成敗してやる!!

こうして木下優樹菜さんの恫喝メール騒動になる。

女性オーナーの言い分は

・辞める最後の月の給与を
この店にまで取りに来てほしいと頼んだが
取りに来てくれず後から銀行送金した。
・銀行送金だから明細書を渡せない。
・給料が安いならそう伝えてくれればアップしたのに。
(お店を宣伝してくれた感謝もあるし)
・管理者プレートが無くなった時
警察の人から確認のため、
「まずは従業員に聞いてみて下さい」と言われたから。

※以上はネット上から私が調べた概況に過ぎません。

当事者間でしか分からないことや
真偽のほどは色々あると思いますが。

優樹菜さん、
本当に謝罪の気持ちがあるなら
活動を自粛するだけではなく、
女性オーナーのお店を全力で支援してやってほしい。

おそらくタピオカブームはすぐ終わる。
なぜなら日本人は熱しやすく冷めやすい民族。
ティラミスやナタデココ同様に
2、3年で沈静化していくでしょう。

『ALL RIGHT』のメニューを見ると

・タピオカ:500円
・ボバ*:450円
・アイスコーヒー:300円
・アイスカフェオレ:350円
・ミルクティー:350円
・抹茶オレ:350円
・グリーンティー:200円
・ペプシコーラ:300円

ドリンクばかりで料理メニューがない。

*ボバとは、海藻系成分で
ジュースをコーティングした
粒状の食べ物のこと。

女性が料理が嫌いなのは分かるが、
飲み物だけで月の家賃を払えるなんて到底思えない。
(家賃相場は月15万~25万円か)

夏場はよくても冬場は最悪。
私は自販機の補充員に聞いたことがあるが、
夏は大忙しで冬は全然暇だと。

ビジネスは継続が大事。
そのためには毎月の安定収入を考えないと。

もしこの女性オーナーがドリンクだけで
1年を通してやっていけると判断しての開業なら
経営者としては、ものすごく甘い考えです。
(タピオカミルクティーは甘くていい)

経営という世界においては
従業員や取引関係者とのトラブルはつきもので
今回の件で頭を痛めたとはいえ、
これくらいで凹んでしまったとしたら
今すぐお店を辞めた方がいい。
パート働きで我慢せよ。

起業を目指す人へ:
1回や2回の失敗であきらめるくらいなら
最初からやるな。
やるなら「1勝9敗」を覚悟せよ。

お店の住所などを調べると

〒133-0057 東京都江戸川区西小岩3目27-16
営業時間:10時~19時
定休日:日曜日

とある。

小岩駅から徒歩で10分。
店の界隈はオフィス街ではないので
日曜日を定休日にするのは
ビジネスを本気でやっていない怠け者だと思う。

ターゲット顧客は近隣の住民。
平日昼間の営業なら主婦がメインとなる。

商品はテイクアウトしやすく
かさばらないチャック式容器に
タピオカ入りドリンクが入っている。
そこに太いストローを差し入れて飲むのだが、
昨今はプラスチックゴミ問題で
おそらく規制方向に向かうと思われます。
値段が上昇していくかなと推測。

宣伝のためには
絶えず店内に客がいる状態を保つ必要がある。
なぜなら誰もいない店に入るのは
怖くて勇気がいる行為だから。
だから店内で飲まれる方に限り
スナック菓子でも提供しておくと良い。
(タピオカとポテトチップスは合うかな)

経営法則には顧客滞在時間が長ければ長いほど
顧客の購買単価が上がるというデータがあるが、
カフェやファミレスの場合は
コーヒー1杯で1時間以上も粘られると
経営が成り立たない。
ここは有料会員制に切り替えてはどうか。
会員費という安定収入が得られるのはありがたい。
最初は無料から始めてみて
流行ってくれば有料に切り替える。
そのためにはお店の熱烈なファンを作る必要があるが。

駅から少し離れているとしても
さすが日本の首都東京。
(人口1200万人都市)
近くには小学校・中学校・高校・大学がある。

仕入れのあるビジネスは
在庫リスク(売れ残り)が発生する。
これは個人経営では避けたいリスク。

私がすべてのカフェ個人事業主に提案したい
在庫のない収益確保ができるビジネスがある。

「占い」です。

若い女性は占いが好き。
(特に未婚の女性)
学校が近くにあるということは
若い女性がいる何よりの証拠。

進路や進学の悩み
異性や結婚の悩み
仕事や夫婦間の悩み

女性の抱える悩みに相談相手がいると
(聞いてくれるだけでもいい相手がいると)
とても励まされるものです。

自身で占いができるなら尚いいが、
できないなら占い師に来店してもらい
(週1回でもいい)
利益は折半すればいい。

店内に占いを取り入れてみることを
是非ご検討して頂きたい。

木下優樹菜さんは何ができるのか?
ご迷惑をおかけしたオーナーのために
自分が精一杯できることは何か?

それはご自身で考えて頂きたい。
私が言うべきことではないから。

我欲に囚われた個人が
この世界でその欲望を果たそうとする時、
同じ我欲を持った
何だか自分と似たような人間という種に、
その願望は邪魔され破棄され打ち負かされる。

それがどうにもならない娑婆に生きる
我々の切なく、悲しく、厳然たる世界の現実。

あなたも私と一緒に生きてみない?
もちろん私はあなたと一緒にいるよ。

Yes, All Right.

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こちらは私のビジネス系ブログです。
あなたのビジネスの参考になれば幸いです。

成長戦略とは変化し続けること
~戦略的経営者は挑戦あるのみ~
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