ベストセラーなんて気にするな。本が読者の友になれ!!

ベストセラーということは
多くの本が売れたということだ。

「多くの本が売れた=たくさんの人が買った」

しかし

「買った」=「読んだ」とは限らないし、

ましてや

「読んだ」=「感動した」ではない。

つまり

「ベストセラー=感動できる本」

とはならないのです。

ロングセラーというと『古典(クラシック)』がある。

が、この多産多死の時代に
古典なものが創り出せるわけがない。
だからアーティストは何を求めてアートするかというと、
『この今ある人を感動させてその人生を激変させてやる』
ことに意識すべきだと思う。

元フォレスト出版編集長の長倉顕太氏は
ベストセラーにこだわっている。
無理もない売れなければ飯が食えないからね。
だがそれではダメなんだ。
オマンマのためのアートでは何の力もない。

長倉氏は現代人が
コモディティ(モノ)化している現状を危惧している。
私もそうだ。
ベストセラーで注目させて
本を買って読んでもらうこと、それもいい。
が1度読んで終わりなんて
何もハートに響いていない。
販売開始1か月で
中古本行きというのはそういうことだ。
そんな本を売りまくっても仕方がないではないか。

世界を善き方向へと導きたい。
そのための手段として
本の執筆は大いに結構だ。
が薄っぺらい内容では人は動かせない。

「たった一人すらも変えられなくて世界は変えられないよ」

書物には人を救う力がある。
(現に私も救われた)

はっきり言って本を書いても儲からない。
それでもいいじゃないか。

『人の記憶に長らく愛される本』

自分の書いた本が、
読者の最高の友になってしまうと成功だと思いますよ。

(追記:本の売り方のアドバイスは次を読んで

error: Content is protected !!