人は感謝しない生き物なんです。

この世にあるすべてのものを神が創った。
海も山も風も太陽も何もかも。
(森羅万象をなぜ神が創り上げたかの理由は
ここでは言及しないとして)

その神が創ったモノによって
人は生活ができているわけだし、
現在のような豊かな文明を築けている。

驚くべきことに神はその見返りを全く求めていない。

「人間は神に感謝しているのか?」

97%の人間はしていない。(残念だが)
なぜなら神は沈黙しているから。
何をも要求しない神に対して
我々は「そんなことは当然だ」という傲慢がある。

「なぜ人は傲慢なのだろうか?」

“存在する”という神秘的問いを放棄し、
いかに生活を豊かにするか、
快楽を得られるかに頭を悩ましているから。

人の求めるものである現世的快楽とは対照的に、
神は人のために物質・肉体的快楽からの解脱を切に願っている。
なぜなら人は神の一部であるから。

無料のものに人は価値を置かない。
これはビジネスの世界で言われている心理学です。
正論です。
だからこそ神はなおざりにされ、
感謝も何もなくなったと言える。

人は神のように寛大・寛容であるべきである。
たとえ感謝が失われた世界にあっても。

なぜなら神こそが我らのゴールなのだから。

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