どんなことにせよ、
何かで御恩を受けたら
その2倍以上で返す。
必ずいつかどこかで返す。
お金でなくてもいい。
「絶対に返すんだ!!」
そんな気持ちを持ち続けることが大切。
(それは貧乏人だってできるだろ?)
「もし恩すらも忘れ、
自己の欲望のままに生きたらどうなるのか?」
恩知らずは神に感謝をしていないということだから、
(人は皆神の化身であるがゆえ)
苦難の人生を繰り返し歩むことになる。
何度も生まれ変わって。
思い知るまで。
「どうしたら人は他者の為に自身の時間を差し出すのか?」
この物質世界を生きることは何とも短い。
(100年生きたからといってそれが何だというのだ?)
時間という制約も
空間に存在する物質と同様に、
魂の負荷であるがゆえに
我々は時間の中を生きなければならない。
人生は修行だから。
その与えられた時間を
他者の幸福の為に捧げるという偉業。
「これは何を意味するのだろうか?」
他者の時間の中に
自身の時間を投げ入れるという行為。
『他者と自身の融合』
その時、時間は時系列を超える。
恩とは、永遠の若さなのだと言えるのではないだろうか。