「幸せ恐怖症」の女性

母親から愛されていない女性が
無意識にかかる心理的呪縛。
幸せを拒絶してしまう傾向を持つ。

愛されていない母親が
娘の幸せを見ると嫉妬する。

「あんたは私より幸せになるな!!」
「私も愛されていないからみじめなのよ!!」
「あんたも私と同じ苦しみを味わいなさい!!」

子供にとって父親母親は自分を守ってくれる存在。
逆らっては自分は生きていけない。
母親以上の幸せをつかむと
母の嫉妬が怖いから
嫉妬されないくらいの幸せでいいとしよう。
7割くらいの幸せがちょうどいいかな。
(これを「親の七がけ幸福論」と言う)
こうして一番好きな男性を選ばずに
4番5番で我慢してしまう。

当の本人はこういう計算を無意識でしている。
だから自覚症状がない。
(自覚してしまうと
母が私を愛していないことが
分かってしまう、怖いわ)

「親からも愛されない私ってみじめ!!」
「みじめな私であるはずないわ!!」
「こんなこと死んでも認めたくない!!」

なかなか自覚できないから
変だと思っても治そうとは思わない。
「いい男を遠ざけてしまう女」
「かわいいフャッションをしない女」
これが「幸せ恐怖症」にかかった女性だ。
(次回に症状チェックのリストを紹介します)

なぜ母からの呪縛が解けないのか?
心に母が住み着いているからである。
24時間監視カメラで見られていると思ってしまうのである。
心の中にいる嫉妬する母を追い出すことはできない。
どんな母でも母は母だから。

どうしたら「幸せ恐怖症」を克服できるのか?
これから考察していかなければいけない。

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