丹念に読む癖をつける。

『ネットビジネス大百科』
ダイレクト・レスポンス・マーケティングという
最強のマーケティング手法を紹介した教材です。

和佐大輔さんと木坂健宜さんが
共同で制作したものです。

木坂さんの経歴はよく知りませんが
大学院の哲学科出身で、
何でも古代ギリシャの哲学者の原典を
ラテン語で読んだそうです。
それが恐ろしく難しい。
たった数行を解読するのに数時間。
でもその経験が
単語1つ1つの意味や
文のつながり・関係を
根本から考えるきっかけになった。

私の場合
大学時代や卒業後の20代において
哲学書の入門書を読んだ。
(結局は神学方面に走ったが)
原文は難しいので2次的な簡約である
入門書で真理に近づこうと思った。
が、その入門書ですら難しい。
こんな入門書でも理解しにくいのに
原文なんて俺には到底ダメだなと思ったものです。
ですがその経験は今に活きている。

この人は何を言おうとしているの?
何を伝えたがっているの?
何を理解してほしいと考えてこの文章なの?
それにしてもこの漢字の意味は何だ?
哲学用語としての単語は
別の意味としてとらえられているのはなぜ?

最後はキレて

入門書なんだから分かりやすく書きやがれ!!
理解できるような日本語でお願いします!!

泣きべそに近い。

「哲学とは常識を分かりにくい言葉で書いたものに過ぎない
というゲーテの言葉によって離れた。

私は哲学を否定していません。
なぜなら誰しも通らなければならない
大事な思考のプロセスだから。

現在の日本人は日本語さえも理解していません。
いや理解しようという気持ちがなおざりにされている。
どうしてかというと
テレビや新聞・雑誌、
インターネットなどの情報の氾濫によって
頭が硬直・閉鎖・マヒしているから。

テレビも新聞も雑誌もネットも見るな。
嘘と偏見と改竄にまみれた情報はシャットアウト。
(このブログも読まなくてもいいよ)

お金を稼ぎたいなら
金持ちになった人の書籍を読む。
恋愛でも健康でもいい。
それに関連した書籍を読む。

もっと言うと
自分の悩んでいることを
すでに克服している人の本を読む。
ゆっくりでいいので丁寧に読む。

関心のない事柄が書かれた本を読んでも
結局流し読みになるだけだから
ムダになるのがオチです。

「自分の関心度の高いテーマを扱った本を読むこと」

それが読解力の向上につながっていくはずです。

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