スピリチュアリズムは逃げ場所ではない。

この世界はあまりにも厳しくてつらくて悲しいものだから、
江原氏の出現によって広まった
スピリチュアルに逃げ込んでしまう人が出ている。
特に若い女性に多いと思う。

江原さんを始め
本物のスピリチュアリストと呼ばれている人は、
(偽者もいます)
スピリチュアリズムというものは、
現実逃避の慰み物ではない
ということをはっきり言うだろう。

それは人生をよりよく生きる上での
『羅針盤』の役割を果たすのであって、
その『羅針盤』が記す道筋を歩んでいけば、
神というゴールに近づくのがより早いというだけで、
人生の苦難から逃れられるわけではない。
むしろ苦難が一層強烈になるほどだ。
ハードルが高くなるゆえ。

スピリット(霊魂)が送っているメッセージとは、
現世(肉体)への軽蔑ではなく
現世(負荷)への感謝。

つまり上記から導かれたどり着く結論になるが、
スピリチュアリズムとは一言で表すならば、
「苦難を愛せ」ということだ。

皆さんには自己の内に宿る魂という尊厳なるものに、
真摯に向き合い語りかけながら人生を生きてほしい。
今苦難の只中にいるのならば尚のこと。

ちなみに江原氏の功罪を言わせて頂くなら、
スピリチュアリズムの普及への貢献とその尊厳の低俗化だろうか。
(テレビに出過ぎたのがマズかったのかも)

人類がそれを使いこなすには、
まだ先が長くなるのかもしれないね。

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