中国の飛行機は絶対堕ちる。危険。乗るな。

格安航空会社の代表格
中国初の民間資本航空会社『春秋航空』。

春秋航空と言えば、
上海→青島99元(1290円)
上海→大連199元(2590円)など
鉄道で行くよりも安い衝撃的な価格の安売りチケットで有名な会社です。
今年の純利益は昨年比100%増の4000万元(5億2000万円)
そして、上海万博が開かれる2010年5月までには
国際線の就航も計画しているのだそうです。

同社の安売りに対する執念はすさまじく、
機内食、飲み物のサービスなし、
荷物も機内持ち込みのみなのは当たり前、
更に、最近は座席のない「立ち乗りチケット」まで検討しているそうです。
「飛行時間が1-2時間の短距離フライトならば立ったままでも問題はない。
立ち乗りの許可が下りれば、乗客数を40%増やすことができ、
チケットの値段を更に下げることが可能となる」
と同社の王正華社長は語っています。

春秋航空は更に、来年から住宅や自動車の機内販売を始めるのだそうです。

同社はこれまでも客室乗務員が衣類、日用品、食品などを
機内で積極的に販売していたのですが、
高額商品の販売マージンでチケット価格の
更なる値下げに挑戦するのだそうです。

飛行機に乗って、それも格安航空会社のフライトで、
住宅や自動車を衝動買いする人はいないのではないか、
とも思うのですが、同社の安売りに対する執念には脱帽です。
同社幹部によれば、同社は機体への広告掲載や
機内通路への商品販売ブース設置も検討しているそうです。

そこまで徹底的にやれば
「航空チケットの料金を無料にしても利益が出る」
という航空業界に激震が走るような
新たなビジネスモデルができそうです。

その新たなビジネスモデルでは
春秋航空は会社名に「航空」という名前がついているものの
主な利益は物販から得る会社となり、
飛行機の運航は、移動という便益を
無料で提供することによってたくさんの人を集め、
1-2時間のフライトの間、
飛行機の機内というどこにも逃げられない状況の中で
乗客にセールス活動を行う機会を得るための一手段に過ぎない、
というコペルニクス的な発想の転換が必要となります。
実際、同社の商品販売による利益は、
既に航空チケット販売による利益を上回っているのだそうです。

消費者にとっては魅力的な無料の航空チケット。
しかし、立ち乗りのすし詰め状態の機内で、
1-2時間のフライトの間中、
客室乗務員から住宅や自動車をしつこく売り付けられるとしたら、
私はおカネを払ってでも普通の飛行機に乗りたいです。

引用
http://www.9393.co.jp/qdaigaku/yanagita/index.html

柳田洋(やなぎた・ひろし)
北京華通広運物流有限公司 総経理。
1966年東京生まれ。
早稲田大学商学部卒業後、丸紅で石炭貿易に従事。
1996年より5年半にわたり丸紅北京支店に駐在するも、
起業の志捨て難く、2001年丸紅を退社。
そのまま北京に留まり駐在員事務所代行サービス会社を設立。
その後、引越業務、倉庫業務を開始し現在に至る。
著書に「起業するなら中国へ行こう!」(PHP新書)。

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飛行機の整備や点検に手抜きがあるはずだ。
絶対乗ってはいけない。
中国の格安航空会社の飛行機には絶対乗るな!!

『安いものにはそれなりの理由があるということ』

安いマンションは欠陥だらけ。
安い建築材料や耐震設計なしの手抜きがしてあるからこそ安く売れる。

『安物買いの金失い』

これは金言だから覚えておいてね。

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