大和製缶という「カン」を作る会社で
(22歳の頃だったから、今から15年前)
働いていたことがある。
流れてくるカンの内部に不良がないか見て、
抜き取るという作業だ。
ガッシャン、ガッシャンという暴音が鳴り響く中、
固定された場所でずっと同じ作業をする仕事は、
凝縮された時間が脳天に重くのしかかり、
人から思考力も未来設計をも奪う。
周りには楽しく働いている人はほとんどいない。
正社員も自分の仕事に誇りを持っていない。
たとえ今儲かっているとしても
こんな会社は人生の本来性からかけ離れている。
突発的事故・事件により倒産すると思うよ。
(トイレは最悪だった。トイレを見ればその会社が分かるぞ)
俺はこの経営者は人間として三流だと思う。
「なぜ仕事をもっと働く人に“輝き”をもたらすような環境にしていかないのか?」
金(コスト)か。
モノ作りの会社がそれでよく美しいものが作れるね。
人間には知恵がある。
人生を委縮させる制約をぶっ壊す力がある。
『知恵のない会社に明日はない』
俺は、21世紀は日本がリードすると思っている。
中国・インドは経験がないから反省がない。
人口が多いけど。
アメリカはダメリカ、ユーロは怠け者。
俺たち日本人は体が小さいが、知恵がある。
「日本人よ、それにもっと誇りを持て!!!」