職を失った男は、犯罪者になるか自殺するかニートになるだろう。

失業率が戦後最悪を記録したらしい。
これからも増え続けていくだろうと予言しておく。

月収30万円40万円を
簡単に得ていた男がリストラにあい、
15万円のアルバイトになってしまう。

過去の栄光が忘れられない男がたどる道はどちらかだろう。

意志が強い場合は、
暴徒化し犯罪やレイプに手を染め、
意志の弱い場合は、
ニート(無気力)になり挙句は自殺してしまう。

刑務所は収容できずに
警察官は厳重注意止めで野放しにし、
都市は無政府状態の腐敗と暴力の街と化す。
(ピストルが合法化されるだろう)

成功を手にした一部の者たちは、
ガードされた高層ビルに住居し、
運と才能を鼻にかけ、敗残者を見下す。

娼婦となり果てた女が、
客待ちのために夜の街でたたずみ、
男たちは酒と麻薬を求めて
悪臭漂う路地裏を彷徨う。

「神よ、どうしたらこの悪しき未来を回避できるのでしょう?」

…瞑想の中で声がする。

我が子たちよ、未来を創るのはお前たちの自由意思次第なのだ。
私はただ信じて待っている。
お前たちが“愛”に気づくことを。
“愛”は私なのだという『真理』を掴むその時を。
静かに見守っているぞ。

神は人間の世界に悪がはびこるのを決して望まない。
“愛”が満ち溢れる世界をただただ切望する。

お金によって“愛”を忘れてはいけない。

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