宗教者よ、“覚者”であれ!!

過ぎ去った「過去」を想って、
哀愁にとらわれてはならない。
すり抜けていく「今」という現在は、
瞬時に「過去」となってしまう。
「過去」は死んだのだ。
それはもう変更のできない「提出し終えた芸術作品」であり
くさびで打ち込まれた「経験の焼印」なのだ。
「過去」にしがみつくこと、
それはまるで「冷たい墓石」の前で
すすり泣く女のようだ。

宗教者は「過去」を想って泣いてはいけない。
「今」に束縛されることも
「刹那」に浸ってもいけない。

『神』という“未来”だけ見つめて生きればいい!!
一心不乱に『神』を目駆ければいい!!
それだけでいい!!
『神』に陶酔してもいいだろう。

宗教者よ、『神』を“自覚”しなさい。
確固たる“信念”を持ちなさい。
そして『神』に迷える民衆を導きなさい。
それがあなた方の“使命”なのです。
たじろいではいけない。
ひるんでもいけない。
恥ずかしがらず堂々と生きて下さい。

果たして今の日本に“本物の宗教者”はどれくらいいるのかな?

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