“認知症”になったらいけないの? そんなことはない。

俳優の長門裕之さんの奥さんで
女優の南田洋子さんが
“認知症”であるらしい。

3年前から“物忘れ”がひどくなって
今では“徘徊”もあるそうです。
懸命に介護をし続ける夫、長門さんに
僕は高齢化社会の日本の未来を見てしまいます。

僕が印象に残っている長門さんのテレビでの発言で
(特にファンというわけではありません)
ヨットを欲しがる長門さんに
妻の南田さんが答える。
「ヨットを買って1年に何回乗るつもりなの?」

おっしゃる通りです。
いらない買い物ですね。

“認知症”で“物忘れ”がひどくなっているというけれど
“物忘れ”でイヤなことも忘れてしまえば
ありがたいものですが。

“認知症”それは“赤ちゃん帰り”だと思えばいい。
赤ちゃんとして生まれて
赤ちゃんとして帰る。
(大きな赤ちゃんですが)

これから本当に日本のあちこちで
介護の必要な高齢者が出てくる。
それはもう「当り前のように」出てきます。

僕の親はどうなるのかを
しんみり考えてしまった一件でした。

後記:老後に徘徊する原因は
過去逃げ出したいくらい嫌なことを我慢してきた、
それが起因しているそうです。

嫌なことをするのが人生ではない。
学び続けていくのが人生。
特に中年の方には
今からでも遅くないから
好きだったこと、
あきらめていたことを思いっきりしてほしい。

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