1、お酒を飲んではいけない。
2、豚肉を食べてはいけない。
3、『アラー』(イスラム語で“神”という意味)や
『コーラン』(イスラム教典)をバカにしてはいけない。
3は当たり前ですよね。
自国の文化をバカにされて怒らない方がおかしい。
1は「お酒を飲むとノドが渇くから」
ご存じのように砂漠地帯では“水”が少ない。
だからアルコールを摂取してノドが渇くのをいいことに、
水をどんどん消費されたら住民は生きていけません。
よって「お酒を禁止した」のです。
2は「豚は雑食ですので、
もし飼ったら人間の食べ物が無くなるから」
砂漠地帯は“食糧”も少ない。
豚を食べるために飼っていたら、
今度は人の食料が無くなってしまう。
よって「豚肉を食べるのを禁止した」のです。
僕ら日本人から見たら、
どうしてこんなことにこだわるのかと
理解できないこともありますが、
“風土”を調べていけば納得できることもあるのです。
(興味があれば、和辻哲郎さんの本『風土』を読んで下さい)
異国の文化だからと言って毛嫌いしないで
その根底にあるものは何かと
思い巡らせてもいいのではないかな。
グローバル社会にどっぷり浸かっている昨今、
(日本は食料・石油など、何もかも輸入に頼っている!!)
(グローバルという基盤の上に成り立っているのが日本経済です)
もっと他国の文化や習慣の違いに留意して生活しましょう。
そのことを外国旅行に行った時に一番、
肌身で感じて分かるようになりますよね。
「日本の常識、世界の非常識」
よく言ったものです。
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