姜尚中さんの『悩む力』を読んで。
いつの時代でもどんな国の人でも、
悩みを抱えて生きてきた。
これからだってそうだ。
人が生きている限り悩むのだ。
悩んで悩んで答えを探す。
それが人生の意味なのだ。
ゲーテは言う。
「人は努力する限り悩む」と。
悩んでいる人は努力している証拠なんだ。
悩むってありがたいことなんだよ。
努力している確かな自分があるから。
ドストエフスキーは言った。
「かつて私は私の精神にふさわしくなくなることだけを恐れた」と。
悩みに巻き込まれて自分を見失うなよ。
苦悩と対峙し続けろ!!
対峙できる自分に誇りを持て!!
スゴイことなんだから。
釈迦も悩んで出家した。
“苦”の答えを見つける修行の旅に出た。
僕たちも一緒。
それぞれの悩みを解決すべく日々を生きている。
イエス・キリストは血の汗を出すまで悩んだ。(ゲッセマネで)
それを見た弟子はどんな心境におちいったのだろうか?
「イエスのような方でも悩むのか」
「何をそんなに悩まれているのだろうか」
「俺には理解できないことで悩んでいるのだろう」
偉大な人たちはみんな悩んで強くなった!!
己の信念を確立するために悩みを突っ切った!!
ええい、日本人よ!!
悩みを心のビタミン剤にせよ!!
悩まない自分なんて薄っぺらいぜ!!
分厚い人生にあなたの心を横たえよう。
それから悩める自分に感謝しよう。