使いやすくて使われていない言葉、夢。

元プロボクサーで今はラーメン店を経営している
坪井将誉さんのことを
ヤフーニュースで見かけた。

「イエスマンしか採用しない」(何で?)

自信満々なのか店主のその不敵な言葉。
コロナ禍でもさぞ儲かっているのかと
記事を読んでいたら、
私がカチンとくる言葉があったので

「この野郎め…」
「俺がお前を改心させるKO記事を書いてやるぞ!」

とカッカッとなりながらも読み進めていくと
最後にどんでん返しが起きた。

私の考えがどう変わったのか
あなたにも楽しんで読んでもらいたい。

それではどうぞ。

元ボクサーのラーメン店主「イエスマン」しか採用しないワケ
6/23(火) Wedge

by吉田典史(ジャーナリスト・記者・ライター)

イエスマンしか、この店では使いません

>今回は元プロボクサーで、ラーメン店「気合いのラーメン つぼ」(JR兵庫駅から徒歩8分)を営む坪井将誉さん(47歳)を取材した。

47歳ということは
平成デフレ不況とリーマンショックをモロに浴びて…
大変だったろうね。

>坪井さんは中学生の時にボクシングジムに入門し、練習生になる。高校卒業後、1993年に千里馬神戸ジムからプロデビュー。2000年4月の試合を最後に引退した。ライトフライ級など4階級での戦績は、3勝(2KО)13敗1分け。

3勝か。
負けた試合の方が多い。
悔しいぞ。
もしやそれでイエスマンしかいらないのか?

>引退後、しばらくは訪問販売などの仕事をしていたが、ラーメンの有名店で修業後、2007年から「気合いのラーメン つぼ」の経営を始めた。2015年からは、「ラーメン☆TSUBO」のリングネームで、立ち技系プロ格闘技の大会に出場している。168センチ、58キロ。

40代でまだまだ現役でいたい。
格闘技が好きなのか。
ラーメン店との両立は厳しいのにな。

>坪井さんにとっての「使えない上司、使えない部下」とは…。

逆らう人や意見を言う人はいらない

>引退後は、本当にやりたいことをして生きていきたいと思うようになったのです。小さな頃からラーメンを食べるのが好きだったから、店の経営を始めて開店から14年目になります。

(ここで店舗数を調べてみた)
14年もかかって1店舗だけか。
ボクサーの日本チャンピオンになれなかったのなら
ラーメン界のチャンピオンを目指せばいいのに。

>最近はお客さんが減って、めちゃめちゃヒマになりました。(コロナウィルスの感染拡大で飲食店の経営を)自粛するように求められたから、一気に来なくなった。以前は多い日は100人ぐらいで、今は70~80人程。多少盛り返しつつあるけど、夜のお客さんが大幅に減ったから、なかなか元に戻らない。これだけ減り、期間が長くなると、家賃や社員(1人)の給与を払うのが苦しい。それで「持ち帰りラーメン」をはじめました。

夜の来店客数が減ったのは
消費税10%に上がったのも影響している。
そこへコロナパンチが顔面にヒット。痛い。
ラーメン業界はグロッキー状態。
ノックアウト寸前だ。
逆転はできるのか?

>いちばん人気のあるメニューは、カレーラーメン(780円)と塩バターラーメン(770円)。麺も汁も、たっぷりと時間をかけた手作りです。味には自信があります。通常、営業は午前11時から午後2時までで、夕方の6時から深夜3時まで。閉店後、翌日の仕込みをして店を出るのは朝6時ぐらい。睡眠は、3~4時間で、少ないのかな。

ラーメンのスープ作りは手間暇と時間がかかる。
工場系スープを検討してもいい。

>午後2時から夕方の5時ごろまでに、ほとんど毎日、トレーニングで30分程走ります。両手に1キロのダンベルを持って、馬力をつけるようにしている。走るのは好きで、今も10キロは軽く走れます。フルマラソンで完走することもできます。走った後、週5日(月~金)はジムに通い、スパーリングの練習を1時間半から2時間くらい。午後6時からの開店から閉店までは椅子に座りません。そのまま寝てしまうから…。疲れることはないですよ。親に丈夫な体に産んでもらったから。母親が、店を手伝ってくれているんです。

それほどまでに格闘技が好きなのか。
ラーメン屋ではなく、ジムを経営すればいいのに。

>社員として雇っているのは、40歳くらいの男がひとりと母親。男のほうは、使いやすいです…。もう、7年間、一生懸命に働いてくれる。「働かせてください」と向こうから来てくれた。自分をいつも立ててくれます。イエスマンしか、この店では使いません。イエスマンこそが、使える人。「イエスマンばかりでは、ダメになる」といったことを言う人がいるのは知っています。

ここで私のカチンと来る言葉
「使いやすい」
これで頭に血がのぼった。
この格闘バカを俺がマットに沈めてやるぜ。

この男性社員は40歳くらい。
入社したのは33歳頃か。
ラーメンが好きで、いつかは自分の店をと希望し
面接しに来たのだろう。
でもなぜ「つぼ」に?
味がうまかったのだろうか?

>だけど、お客さんに来てもらって14年間成り立ってきました。自分が作るラーメンを気に入ってくださるんだと思います。それに応えるためにも、自分が作り続けることが大切。責任もって、店を経営したい。お客さんの期待に応えたいし、感謝しているから、逆らう人や意見を言う人はいらない。

14年もやってきて1店舗。
それで満足ならイエスマンしか採らなくてもいいよな。
何もかも自分で切り盛りして
雑用は従業員に任せる。
小さい世界でワンマン経営もいいんじゃないの。

>店名「気合いのラーメン つぼ」のつぼは坪井を意味しています。自分の思うように経営していきます。以前、面接で初対面でありながら、突然、店について意見を言い、けなす人がいました。そんなのは雇いませんよ…。お客さんにも失礼。7年間一生懸命働いてくれる今の社員でも言わないのに。

どんな意見を言われたか知らないが
従業員を募集しようとしたのはお前。
求人欄に「イエスマンのみ求む」と
なぜ記載しなかった?

勝った試合のあのうれしさが忘れられない

>県内の有名店(「芦屋らーめん庵」)で修業していた時に、師匠がいました。5歳程上の男で、面倒見がよかった。覚えは悪かったのに、真剣に丁寧に教えてくれる。あきらめずに、いつも見ていてくれた。自分だったら、イライラして突き放すと思います。あそこまではできない。今があるのは、あの人のお蔭。店の成功は、あの人がいたからこそ。

従業員教育は大変だ。
それはお前も師匠の下で教わっている時
身に染みるほど分かったはずだ。
ノーマンにもノーマンの性格がある。
人それぞれ個性がある。

店主のお前に山本五十六先生のお言葉を教えてやる。

1、やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。

2、話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。

3、やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。

1は超有名だ。
覚えておけ。

使いやすい男性社員にとって
お前は面倒見がいい店主か?

>15年前に有名店を離れる時、店を持ち、なんとか成功させたいと思った。それが恩返しになるから。今も、師匠のことを時々、思い起こします。休憩時間に、雑談でボクシングのことは何度か話しました。気に入ってくれていたのかな…。そのあたりはわからないですけど。

今度はお前の方が
使いやすい男社員を成功させないと
恩知らずも甚だしいぞ。

>ラーメンが好きだったのです。ボクシングで減量をしている時に他の食べ物は口にしなくとも、ラーメンは汁だけ吸うことがあった。減量は苦しいけど、勝つためにしていた。勝った後のあのうれしさを思うと、苦しさに耐えられます。現役の頃、減量は55キロ前後から48キロまで1カ月程で落とすことが多かった。50キロまではすぐに減らすことができるけど、48キロまでの2キロの減量が苦しかった。減量中は、ちょっとは食べる。全然食べないと、ボディが打たれ弱くなる。水分はとらないようにするから、脱水症状に近い状態になる場合がありますね。

そんなに勝つことが好きなのか。
勝つためには自分よりも強い奴と戦わないと
絶対に強くなれんぞ。

イエスマンばかりでは経営者はダメになる。

>格闘技への転向は、はじめは慣れないから戸惑うことがあった。ボクシングは足技を使わないけど、(格闘技では)使う。パンチはよけられるけど、ハイキックをよけられずに、顔に当たる場合もあった。今は、年間で3~5試合。1試合で数万円のファイトマネーの時もある。ラーメン店の経営のほうが儲かるけど、勝った試合のあのうれしさが忘れられない。

お金よりも試合で勝つのが生きがいか?
勝つのが好きなら弱い奴と戦えよ。
そうしたら勝てるぞ。

>殴られるのが、怖い? それは感じませんよ。怖いと感じるのは、ボクシングの頃から今に至るまで試合に負けた時…。痛い? そんなの、感じません。負けることのほうが悔しい。試合開始直後に、ジャブを一発もらうと、わかります。強いから、ヤバイなって。パンチをもらって、こりゃヤバイ、効いた。次に、(パンチを)もらったらマズイ、と感じる場合もある。死ぬ? そんなこと、全然考えない。

負けることの方が痛い。
負け続けたボクサー現役時代に
まだ未練があるのか?

>(アメリカの元プロボクサーの)マイク・タイソンの(53歳の)リング復帰? ああ…そんな報道がありましたね。自分が高校の頃に、世界チャンピョンでしたから、(全盛期は)30年程前になる。(仮に復帰した場合)スピードは以前に比べると落ちているでしょうけど、ヘビー級は1発(のパンチ)で決まるから…。筋力はあまり落ちていないだろうから、勝てるかもしれない。勝てるような相手を選ぶんじゃないかな、と思います。自分も47歳になった今もスタミナは若い頃に比べて落ちてはいないと思うけど、スピードは落ちました。

40代にでもなれば体力も技術も衰えるものだ。
それがスポーツの世界では顕著。
でも今のタイソンでも俺ら日本人は誰も勝てない。
勝つためには弱い相手を見つけないとな。

>総合格闘技への出場? 今は(試合出場を)考えていません。立ち技格闘技は、倒れた相手を攻撃しない。相手が立つまでこちらは待つ。そこがいいし、自分のこだわりでもあります。まだ、関節技に慣れていないから。今も現役だし、生涯現役でいきたいから、今後はどうなるかはわかりませんけど。プロレス? 関心はありません。まずは、今の格闘技で勝ちたい。とにかく、勝つ。好きなんですね。やめられない。勝った時に、すべてが報われる。あの感覚が忘れられない。リングに上がると、誰にも邪魔されずに主役になれる。スポットライトを浴びて…。

誰にも文句を言われないのは勝者のみ。
勝利の栄光は負けた者の上には輝かない。

ノーマンを誰も寄せ付けない男になるには
勝ち続けるしかない。

「勝てば官軍」

ラーメン1店舗では
しょせん吹けば飛ぶような小規模個人経営と見なされる。
関西で10店舗くらい増やせば
イエスマンしか採らんよ、のワガママも通用するだろう。

>上司と部下への人へのアドバイスで言えば、部下は上司から怒られたら、絶対に見返してほしい。ほめられるようになったら、見返したことになるんだから。上司の人には、あきらめずに部下に教えてほしい。物覚えが悪くとも、懸命に仕事をしているならば、教えてあげてもらいたい。自分が有名店で師匠に教わったように。今の社員を7年前に雇った後、教育係として1人のベテランを臨時に雇いました。しばらく、その教育係が教えていたのです。

ん!?

使いやすい男性社員に
ラーメン店での経験者を(お金を払って)雇い、
その人を教育係として
男性社員にラーメン店でのイロハを教えた?

なぜ自分で教えないの?

坪井店主は赤の他人の男性を社員として雇用している。
アルバイトとして雇っていない。
使いやすいならバイトの方がラクなのに。

もしや坪井さんは教えるのが下手なのではないか?

もし不器用な自分が教えようとしたら
イライラしてパンチを繰り出してしまうのではないかと
恐怖しているのではないか。

プロのボクサーが殴ったら立派な傷害罪。
(ボクサーの拳は凶器扱い)

ラーメン店経営でお金を稼ぐよりも
リングの上で戦って勝つことを楽しみにしている。

傷害罪で試合出場禁止にでもなったら
自分はどう生きていけばいい?

素直で礼儀もある男性社員はいい奴だ。
俺が教えてケガさせてしまうのはあってはならない。

いっそ教えることが丁寧で上手な人に頼もう。
芦屋らーめん庵の俺の師匠のような。

俺が教育をしたら
スパルタ式になって
間違いなくパンチが飛ぶ。

パンチはそのためにあるんじゃねぇ。
やっていいのはリングの上だけだ!

>理想の上司で言えば、お世話になっている空手道場・勇誠会の会長・酒谷敏生さんもです。試合で負け続けていても、練習をしていると、試合出場のチャンスをくれるのです。辛抱強く見ていてくれるから、感謝しています。だから、なんとか、勝ちたい。いい上司や部下に恵まれています。理想の部下?母親ですね…。(終)

食べログを見たら
店主は空手の練習で不在とあった。
男性社員が代わりに店の切り盛りをしているのでしょう。

坪井さんにとって
イエスマン・使いやすい人というのは
自分の格闘技(夢)を遠慮なくさせてくれる人。
店主の自分がラーメン店を放っておいても
文句を言わない人。

おそらく独身。
嫁をもらったら好きなことを自由にさせてくれない。
ならば結婚などするものか。

そんな彼の最大の理解者が母親だった。

私は坪井さんにアドバイスさせてほしい。

ラーメン店は社員に任せて
ジム経営をやるべきだと思う。

そうしたら好きな格闘技に24時間身を置ける。
練習時間も増えるし、パンチも教育になる。

「バカ言え。具志堅さんとこも閉鎖されたのに…」

スポーツも経営も負けることの方が多い。
でも挑戦し続けないと勝利はつかめない。

日本人最多の世界王座防衛記録を持つ
具志堅さんでも最後の14戦目は負けて引退。

いつ誰に負けるのかを探っているのが
ボクシングのチャンプの本音でしょう。

ラーメン店もいつかは閉鎖になるものです。
ならばチャンプでもない坪井さんでもジムをやってもいい。

そうですよね、具志堅さん?

「ちょっちゅね」(そうですね)