この世界は幻夢であり、それは魂が課した負荷に過ぎない。

実はこの物質でできた世界は
魂が自らを向上させるために創り出した
『幻夢』なのです。
(私はこの言葉が一番いいかなと思っている)

まず言っておくが、
幻夢とは「虚無・無意味・無駄」という意味ではない。

我々の本性である霊魂が
「今よりも美しくありたい」と願い、
物質という負荷を魂に背負わせた。
魂はこの物質界が幻であり、
魂こそが真であることを忘却させるほどに
美しさという感動を求めた。
(その強烈な思いが物質の創造の原動力となった)

もっと簡単に言う。

あなたの魂があなたの肉体を吹き出し着せた。
(人それぞれ個体が違うのはカルマが原因)
真なる本質である己=魂を隠すほどまでに。

魂は至福の塊りであるがゆえに、
むき出しのままではどこが未熟なのか分からない。
魂にすっぽりと肉を着せることにより
それを浮き彫りにさす。
我々は未熟を克服した時、
最も得難い感動を味わえる。
それが人生の目的だ。

生命体だけではない万物も同じく、

海や山や川などの自然界
自身や火山や雷雨などの自然現象
太陽系、銀河などの物質的宇宙

この世のありとあらゆるものはすべて、
霊魂たちが自らの霊魂たちのために
感動を得させようと配慮され
吹き出したものです。

これは自然界は魂の恩恵であり、
自然現象は猛威ではなく
感謝であることを意味する。

大胆になるが別の見方で言ってしまおう。

地震も津波も火山も洪水も
人の強い思いでどうにでも制御できる。
魂の共感さえ得られればだが。

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