堀江貴文氏の母校での演説から。

グローバル経済は実力主義です。
日本企業はそんな中で戦わなければならない。
若い人たちもまた
それに対応する生き方を求められる。
つまり能力を磨き実力をつけろと。
しかも焦眉に。
でなければ低収入の貧困層が決定される。

「誰もあなたを助けてくれない」

派遣切りで世間を賑わせた頃に
私は30歳前後であった。
名だたる企業はリストラと称し
大量に従業員を解雇した。
浮かせた人件費で見せかけの利益を計上し、
何とか生き残りを画策した。
だがたとえそれによる今が在ろうとも、
果たしてそれが真なる企業と言えるのだろうか。
砂の上に建つもろい虚像に過ぎないではないか。
悲しいことだが。

あなたはそんな会社で
自分の命である時間をつぎ込むのか?
その組織内で己の夢や青春を懸けるほど
熱く働けるのか?
たぎるほどに。

若者は愚である。
世間は正しいとする素直な戦士である。
私はあなたのために一刻も早く
その洗脳を解かなければならない。
でなければあなたに待つのは廃人だ。
そうなる前にも。

堀江氏は最後に言う。
「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」と。

私は言う。
「未来を熱く願い、過去を踏み越え、今を力一杯」

どうかあなたは自分のための人生を生きてほしい。
できればそれが感動にあふれた人生であってほしい。

彼も私と同じ気持ちだと思う。

error: Content is protected !!