お金は交換券。そのルールは悪人ですら守る。

ビジネスで成功された人(大金を稼いだ人)の
生い立ちや経歴などを知ると
お金のトラブルに遭っていない人はいない。

騙されたり、裏切られたり、盗まれたり、と。

「どうしてお金を増やそうとする行為をすると、
それとは逆に減るような災難に遭うのだろうか?」

無知だからなのです。
人間を知らないからなのです。

「人間はカネのためならどんなことでもする」

ということを知らないのです。

麻薬売買や売春斡旋などを行なう悪徳組織の映画を
あなたは観たことがあるでしょう。
彼らは違法なことだと知りながらも法律を破っている。
それがバレたら刑務所に行くかもしれないのに
秘密裏で「商売」をしている。
時に仲間を裏切り、殺人さえも平気で犯す。

お金とは、何かと交換できる券のことであり、
それは世界の常識(約束事)として
経済のルールとされています。

「殺人ですらやってのける悪人どもが
そのルールだけはしっかり守っているのはどうしてだろう?」

カネは魔物です。
得体が知れません。
我らはカネという呪縛に首枷をはめられた苦役囚です。
生きている限りこの鉄鎖からは逃れられません。
よってあなたがこの世にいる間、
本当の自由を得ることは永遠に不可能です。

今巨万の富を所有している方も
残念ながら自由の身であるとは言い難いでしょう。
『お金を失う恐れ』が亡霊のように絶えずつきまとっているからです。

いずれにせよ我々は死ぬまで生きなければなりません。
もしあなたが自分のお金を増やしたいとお考えならば、
これだけは覚えておいて下さい。

「ビジネス開始=カネ減少開始」

なぜならビジネスは奪い合いだからです。
誰一人として与え合いをしている人間を
私は知りません。
(何でお前にあげなきゃいかんのや!?)
ビジネスをしてお金を奪われましょう。
とっととお金を奪われて、今度はお金を奪い取りましょう。
(どんどんやれ、やり尽くせ!!)

最後に私が最近思い浮かんだビジネス理想論を言わせて頂きます。

「ビジネスはお金の捨て合い」

お金を捨ててお金の執着心から解放されましょう。
もし人類が皆そうなればカネはこの世から消滅します。
まだまだ先の先の話ですけどね。

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