「人材不足がやってくる」ということは分かっていた。出生率や人口統計から。

2008年11月29日に私はブログで書いている。
(はっきり言ってこんなことは誰でも予想できたことです)

日本に『人材難』が本格化するのに・・・

「内定者」取り消しや「派遣社員」切りをする。

少し前までは“人材確保”に奔走して
今は控えようか、
ちょっと経営者のビジョンが甘いね。
(目の前のニンジンに釣られるロバじゃないんだから!!)

「しっかりせいやっ!!」

『一時的に』世界同時株安と消費不振が来ただけで、
これから世界の消費力は回復していく。
(日本の消費力だって潜在性はあるよ)
(賃貸住まいの方はマイホームを欲しがるし)
(子供を産みたくなって、部屋のスペースを広げたいし)

東南アジア人の“夢”は「欧米のような家に住むこと」らしい。
(テレビや冷蔵庫、エアコンに水洗トイレ、シャワー付きお風呂etc)
憧れらしいよ、本当に。
アジアの消費力はまだ始まったばかり。

それにやっぱり日本の技術を世界は必要としているからね。
省エネなどの工業技術(特に環境技術ね)。
食の安全性、ゲーム・アニメなども自慢していいよ。
それに伴い海外進出を目指す日系企業も増えてくる。

「どうして日本企業は人材を育てようとしないのかな?」
「若い人材をどうして採らないの?」

思うに
日本の経営者は皆サラリーマン社長だから
思い切った経営ができないんだよ。
安全志向で無難にバトンタッチしたいんだな。

そんなんでどうしてこの国際化時代を生き残っていけるか心配だよ。

日本を変えていけるのは
勇猛果敢な若き経営者しかいない。

それともみんな一緒に沈没しますか?

——–

こんなことを6年前に書けたのは
日本女性の出生率が1.2人くらいということが言われていたので、
どんどん若者人口比率が落ちてくると当然視していたから。

ではこの2008年に(歴史にもしもは禁止かもしれんが)
内定取り消しをしなかったり、
派遣を正社員に切り替えたりしたとしたら、
今頃は人材募集で苦しむことは少なく済んだのに、残念。
しかも「御社ではどんな不景気でも毎年新卒を採用しております」
と宣伝できたからナイスアピールで注目されたのにね。

稼げない俺でも分かっていたのに、
経営者の頭脳労働は大丈夫か?

大卒でなくても誰でも経営者になれるよ。
というよりも
こんな奴らなんて最初からアテにしないで
自分の力でビジネスを開始しようよ。
その方がいい。

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