高級車に乗ったとしても、お客さんは喜ばないんだけどね。

大衆車だろうが高級車だろうが、
自動車として走ればほとんど違いはない。

なのに「なぜ男は高級車に乗るのか?」

トヨタやスズキに乗らずに
フェラーリに乗ることで得られるものは
「俺ってスゴイだろ」と自慢ができること。
ひたすら虚栄心を満たそうとする欲望のみ。

※経済的な価値として
その車を製造する人や
売る人が利益を得られることは言っておくけど。

「その車を買うために得られたお金はどこからもたらされたのか?」

自分の顧客からのはずです。

顧客あっての高級車に乗れる自分だと理解しているのか?
顧客を家族のように大切にしているだろうか?
顧客は自分の商品やサービスに満足しているだろうか?

もし多くの顧客から『感謝の笑顔』で囲まれた時、
男はどこから虚栄心を満たそうとする渇望が生まれるのか?
生まれるはずがないではないか。
なぜならすでに尊敬と信頼によって満たされているから。

逆に考えるならば
高級車に乗っている方々は
感謝されない人生を送っていると言えると思う。

もしくは「ナメられたくない」から乗っている人もいると思う。

残念なことに人は「見た目が8割」であるからして、
高級車に乗れば一角の人物と思われるから
下賤な人が近寄って来なくていいという考えもあるだろう。

世間からバカにされても(ナメられても)
お客さんから支持が得られていたら
それで良いではないか。

『顧客を全力で喜ばす』

事業家はこれに集中しなくてはならない。

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