文学と哲学はやがて忘れ果て消え去っていくだろう。

私のこのブログにある記事すべて
その金銭的価値はゼロ円だと見なしている。
なぜなら古典文学や哲学書など
アマゾンでタダ同然の
3ケタの値段で売られている。
中には0円なのもある。
私の文章などそれに比べたら畏れ多くてとても…。

1000円札の顔にもなった
日本を代表する作家の夏目漱石も
今では読まれなくなった。

文字の書かれた書物というのは
次々刊行される膨大な書籍の中で
いつしか埋もれ、忘れ、消えていくのが運命だ。
これはどうしようのない。
永遠に存続するものはこの世界にはないから。
この無常の世においては。

私は文字の羅列で救われた人の一人だ。
読書量や読解力は誇れたものではないが、
確かに文章には力があると信じている人間の側にある。
その力は時代を変えるようなムーブメントを起こせるほどの。

“knowledge is power”(知は力なり)

私は知の最終到達点とは何か知っている。
神である。

狂おしいまでに神を求めるうめき声が
書物の定義であるとするならば、
私は書を捨てない。
命と引き換えても。

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