最も高価である自身の命を捧げるだけの何かを見つける。

UBERとは、
個人とタクシーとをつなぐスマホアプリです。
この種のアプリを「配車アプリ」と言う。
これの登場でもっと気軽にタクシーが利用され、
タクシー免許を持つ個人でも
特定の会社に属すことなく
簡単にビジネスができます。

※無免許タクシー(白タク)はもちろん違法です。

ソフトバンクがそのUBERの株式の15%を
既存株主の持ち株売却から取得したそうです。
それ以前にも
東南アジア版配車アプリ「Grab Taxi」や
インドのそれ
「Aniテクノロジーズ(通称オラ)」や
中国の「滴滴出行」にも出資しているようです。

孫正義会長は移動手段の簡便化による
交通の革新を狙っているのでしょう。

ヒトが動けばカネも動く。
経済効果が期待できます。

休日でも家の中で過ごす人が多くなった昨今、
(繭化、コクーニング現象)
野外イベント系のビジネスにとっても
よいニュースですね。

私は運ばれるものの中で
一番高価なのが命だと信じる。
あらゆるモノが0円に向かっていく
デフレ状況において
人の命だけは0円にはならない。絶対に。
だからもし何を運ぶのが
一番尊重されるのかと言えば
人間を運ぶことだと答える。
つまり宅配業よりも
タクシーやバス、航空業の方が儲かる。
儲かっていないとすれば
やり方にどこか間違いがある。
業界の革命を切望します。

実のところ世にある仕事は
命に関わるものばかりです。
飲食業の衛生不備による
食中毒で死ぬ人もいるし、
欠陥ビルを作って
軽度の地震で倒壊し死ぬことだってある。
私が今働いているビニール製品の製造会社で
2017年に指を切り落とした2人の女性がいる。
(命に別状無し)
電通では若い女性の命が自ら断たれた。
理解不足の上司と
社内の無慈悲な暗黙文化によって。

人の生命は絶えず脅かされている。

生まれた瞬間から決定付けられた死。
亡きものとする運命の車輪が
我ら命の上を容赦なく想定外に転げ回っている。

2018年は「自分の死を引き受ける生き方」について
私と共にあなたにも考えてもらいたい。

「それでも俺は生きる。命を捧げてもこれがために」

その「これ」を見つけてもらいたい。

それがあればあなたは死に引きづられない。
死に強姦されず、やがて死を君臨するだろう。

死よ、驕るなかれ。

【追記】
個人タクシー業を開始したい人は
必ず必ず防犯の仕切りボードを取り付けて下さい。
世の中の人は善人ばかりではありませんから。

BEST Businessへようこそ
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