男に暴力を振るわせてしまう悪女はいるのです。

佐々木浩一さんのアメブロ
http://ameblo.jp/sasaking-koichi/

(以下メルマガからの抜粋)

東京都在住の女性から頂きました。

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佐々木さま

毎日メールマガジンをありがとうございます。
佐々木さんのメッセージは、なるほど!と
思うことや叱られた気分になったり、励まされたり、
本当に心に響く文章で、いつも気を引き締めて
読ませていただいています。

私は39才、5月まで中小起業の会社員でしたが、
会社の経営方針が納得できず、5月に退社することにしました。
2ヶ月間ほど有休消化期間がありそうでしたので、
その期間に次の仕事を探すつもりでした。

まだ仕事をしていた3月の週末に友人と地方へ旅行へ行き、
地元の方と出会いがありました。
その後、その方とやり取りをするうちに、
遠距離でおつきあいをすることになりました。

その方と4月に二度目に会った時、
お互いにこの人と一緒になりたいと思うようになりました。
遠距離恋愛での私たちは頻繁に連絡を取り合い 、
1ヶ月に一度は、片道、飛行機+電車+バス+船を
乗り継いで会っていました。

彼の住むところは同じ日本国内といえど
ちょっと特殊なところにあり、着くのに一日がかりです。
もっと会いたい、一緒にいられるようになりたいとお互いに思い、
5月に2人だけで婚約しました。

彼の仕事が忙しくなるのが12月だったため、
9月か10月には私が彼の村へ移住し
11月くらいには結婚と入籍をしたいと話し合いました。

彼は私よりほぼ10才年下です。彼は1年ちょっと前に
離婚経験があり、その時の結婚生活は1年だったようです。
別れるときは相当揉めたようでした。

離婚の原因は性格の不一致で、暴力も不倫もなかったとのことでした。
彼には子供はいません。彼の実家は家業をしていて、
彼はぜひともわたしに手伝って欲しいとのことでしたし、
わたしの今までの経験が十分活かせる分野の仕事でしたので、
そちらの会社でお仕事をすることを思うとわくわくしていました。

6月に私の実家へ彼が挨拶に来てくれて、
私も彼の実家に挨拶へ行きました。
彼は家族に私と結婚したいことを以前から話していたはずですが、
彼のお母様から「出会ってまだ3ヶ月、もうちょっと
様子を見た方が良いのでは?」と挨拶の席で言われ、
「前の奥さんが問題児だったから」と言われました。

私はそのときは冷静に、話しを聞きました。
別れたの奥様とは会ったこともないけれど、
ご両親と仲が悪かったようです。

彼のお父様は、私たちのことを大賛成してくださって、
このご縁を大切にしたいと言ってくださいました。
その後、会社を共同経営しているお兄さまと
お会いする約束でしたが 、お兄さまと彼はその日に口論になったようで、
わたしは結局3時間待ったものの、お会いできませんでした。

話をきくと、彼は離婚は成立しているものの、
別れた奥様から慰謝料を請求されているそうで、
それが片付くまではお兄さまは、結婚の話しを
進めるべきでないというご意見だそうです。

それならアポを受ける段階で言ってくだされば
口論にならずにすんだかもしれないのにと思ってしました。
私は数ヶ月に一度しか彼の住む村を訪れないので、
お会いできなくて残念でしたが、お土産と置き手紙だけ置いて帰りました。

このとき、慰謝料のことを聞きましたが、
性格の不一致が理由での離婚と聞いていましたので、
私のほうではあまり大事とはとらえていませんでした。

その後彼に、母親と兄には自分がしっかり話すから
安心して待っててと言われ、2人で会ったときは結婚式場の見学や、
週末はスカイプデートで将来の夢や目標を毎週のように話しあいました。

1ヶ月が経ち、お兄様に何か話せた?と聞いたら、
仕事が忙しくて一度も話せてないとのこと。
でも7月末までにはなんとかするからと言い張る彼。
もうあと3週間しかないよ?と私が言うも、
彼のほうの問題だから心配するなと。

その次の週になり、慰謝料のこと頼んでいる
弁護士さんと話しはどうなってる?と聞くと、
実は示談が成立したとのこと。

離婚の理由が性格の不一致なのに示談に応じたんだ、
大丈夫(払える額)?と聞くと、実は相手が
病院の診断書をいつの間にかとっていて、
その診断書がある以上はどんなことを言っても
不利だから示談に応じたと。

診断書という言葉に驚きあれだけ何度も暴力は言葉でも
身体でもないと言っていたのにと問いただすと、
暴力は朝も夜も問わず相手の方から怒鳴られながら仕掛けられ、
押さえ込む事ができず応戦してしまうようになっていたとのこと。
1度だけ?と聞くと、おつきあいしていた頃の3年と結婚してから1年、
ずっとあったそう。

何と言っていいかわからず黙っていると、
私とはきちんとなんでも話し合える相手だし、
本当に大切にしたいと思っているから、
暴力は二度としないと。

ショックを受けましたが、彼は自分から暴力を
振るう人ではないことはわかっていたし、
彼も別れた奥様の件では十分傷ついていると感じ、
彼が別れた奥様に償うのも含めて受け入れることにしました。

ただ、当初私たちが計画していた年内に結婚式をあげるのは
金銭的に無理だということで来年の6月にと言われ、
仕方ないけれど結婚がなくなる訳ではないからと渋々受け入れました。

彼のお兄さんとの話し合いが一度もできていないとのことでしたので、
彼の会社で私がすぐに働くのは難しいと判断し、
ちょうとそのころ彼の村の役所の臨時職員募集の告知を見つけ、
7月末の週末に採用試験を受けに行きました。

彼は最初は私が自分と一緒にフルタイムで働かないことに
不服そうでしたが、定時に終わるお役所のお仕事のあとや
週末はお手伝いするし、2年以内の期限付きの仕事なので
と説明すると、納得してくれました。

試験の前の日に彼と会い、DVがあったこと
伝えてくれなかったことを私が不安に思っている事など
全部聞いてくれて、気持ちを前向きにして
試験に向かうことができました。

試験のあと、彼が迎えに来てくれて温泉に連れて行ってくれて、
お昼を食べ、港まで送ってくれ家に戻ってきました。
別れてからも、一緒にいられて楽しかったなどのメールをくれて、
わたしも返事をしました。

こちらに戻った日は彼が電話に出ず、2日後の朝、彼から普段通りのメール
(天候の話し、今日も良い一日を過ごしてねというような内容)が来て、
私も夕方に返事をしましたが、9日たった今日も既読にならず
電話にも出ませんが、スマホの電源は入っているようでした。

職場や彼のご両親に電話することも考えましたが、
彼は両親やお兄様の干渉を嫌う人なので彼が
迷惑に思うことを考えて控えました。

それでも心配だったので地元の警察に電話をして、
彼が最後にメールをくれた日から彼の住む村で災害や
事故や事件や急病人の報告があったかどうか聞いたところ、
何もなかったとのこと。ほっとしたものの、
あれだけ毎日メールや電話をくれていた彼に
いったい何があったのかと、理解ができずに苦しんでいます。

確かに、最初に2人で決めた計画がなかなか実行できずに、
納得いくまで話し合う体制に彼は疲れていたのかもしれませんが、
けんかや口論もなく、笑顔で手を握りしめて別れたのに。

わたしたちの婚約は?彼の家に置いてきた私の大切な想いと
荷物はどうなるのだろうと、考えてもわからないのに考えてしまい、
いつまでも悲しんでいる自分にがっかりです。

彼が連絡に応じない以上、私から連絡するのを1週間
控えていましたが1度だけ電話をかけ短いメッセージを
おくりましたが返事がなかったので、また今は
私からの連絡をしないでいます。

明日は彼のお誕生日です。一緒にはいられないけれど、
ずっと前からきれいなバースディカードを用意して送るのを
楽しみにしていたのに、この状況が辛いです。

彼に対しては、彼のほうで話す用意が整うまで
待つしかないと思うのですが、私の気持ちをどうコントロールしたら
いいのかわからず途方にくれています。

長く取留めのない文章で申し訳ありません。
まずは最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
いろんな苦しい事、大変なことを経験されてきた佐々木さんから見て、
この一連の件、どう思われますか?ご意見を頂けたら、
とても心強く思います。どうか宜しくお願いします。
——-

【佐々木さんの回答】

まず、結婚する関係なのであれば、
彼の家族に連絡を取って
彼の状況を確認するのは普通だと思います。

この男性に関する僕の考え方はこうです。
暴力を振るう人間は、必ずまたやります。
それが自己防衛の方法なのです。

長い結婚生活です。
夫婦で乗り越えるべき課題は
次から次へとやってきます。

そのときに、彼は暴力に逃げ込むと想います。

彼の家族にも違和感を感じます。
彼が暴力を振るう自己防衛方法を身につけた
家族環境ですから。

僕があなたの父親なら、断固反対します。

参考にしてください。
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【私の回答】

まず彼の家族は
常識的な家庭だと思う。
彼の母親は
「出会ってまだ3ヶ月、もうちょっと
様子を見た方が良いのでは?」

と常識的な意見を述べ、
「前の奥さんが問題児だったから」
お互いを十分に知らないまま結婚すると
ロクでもないことになるとコリゴリしている。
赤の他人である質問者を
冷静にさせようとするセリフは
質問者が39歳の未婚で
結婚したい願望ムードが漂う
焦燥感を感じたからではないだろうか。
(女なら一度は結婚したいと思うのは当然だけどねって)
DVをされた女性と思えない配慮ができている。
(もしDV家庭環境ならばだ)

質問者に離婚歴があるのか
文章では分かりませんが、
無いと私は思う。
なぜなら「この機(男性)を逃したらもう後はない」
という焦りが日本の僻地まで足を運ばせているから。
積極的な女性です。
もし離婚歴があれば、
恋(男性からのアプローチ)には消極的です。
(また嫌な男だったらどうしよう…)

仕事で経営方針に納得行かずに退職したということは、
今までの人生で会ってきた男性とは
どこか合わないから結婚は考えられなかった、
というのに通じている。
セクハラやいじめで退職を余儀なくされたのなら、
質問の文章で告白してもいいのに、
(女性が会社を辞める理由の97%は人間関係。寿退社以外で)
経営方針が合わないという理由から推測すると
この質問者である女性は
理想が高く、いい意味で潔癖主義で
ビジネスに対する哲学がある方だと考えてもいい。
有休をもらっているところをみると、
(飛び逃げるように退社ではなくて)
本当に会社のことを考えた反論を会社に提示し、
受け入れてくれなかったから
やむを得ず退職の道を選んだのでしょう。

彼の父は結婚には大賛成とある。
もしこの父にDV癖があるのだとしたら
息子よりも10歳年上の女性に対し、
「息子をたぶらかしおって…この女め」
「男の上に立とうしてやがるな、生意気」
というような態度があってもいい。
でもなさそうだ。
代わりに家族経営の会社(家業)で
1人でも働き手が増えると助かるなあという
経営者としてのビジネス思考が伺える。
この質問者の女性は仕事がデキそうだぞ、フフフ。
(男女差別主義者ではないだろう)

彼の兄も常識人だろう。
離婚が成立したとしても
まだ慰謝料のことなどが解決しておらず、
それがすべて片が付いてからでもいいではないかと
すごくまともな意見です。

12月に忙しくなる仕事とは
クリスマスかお正月の何かを製造しているのかな。
分かりませんが。

彼は前の奥さんに暴力を振るった。
これは紛れもない事実だろう。

暴力は朝も夜も問わず相手の方から怒鳴られながら仕掛けられ、
押さえ込む事ができず応戦してしまうようになっていたとのこと。
1度だけ?と聞くと、おつきあいしていた頃の3年と結婚してから1年、
ずっとあったそう。

ここを注意深く読んでほしい。
前妻から朝夜お構いなく
怒鳴られて(ケンカの種を)仕掛けられ、
(暴れるのを)押さえ込む事ができずに
(やむを得ず腕力で)応戦してしまう。
それがつき合って3年間と結婚後1年の4年続いた。

分かりますか?

彼がDV男ならどうして前妻は結婚したのですか?
そうと知りながら結婚するバカ女がどこにいますか?

この前妻は変だぞ。

彼はこの変な女と3年もいたが、
別れようと思えば別の女にも走れた。
(20代後半なら十分それが可能だ)
でもそれをしなかったのは
前妻のことが好きだったから。
異常な女を何とかしてやりたかった。
本当に幸せにしたいと思ったから
結婚までした。
でも変わってくれなかった。
変えられなかった。

「なぜ彼はDVのことを質問者に言わなかったのか?」

前妻を幸せにしたかったという思いは本気だった。
でもそれができなかった。
男して夫としての不甲斐なさを隠したかったから。
「次の女性こそは幸せに導くんだ!!」
という本気の思いにさせてくれた女性が質問者であって
何を言っても暴力は暴力。
DVと言えば去ってしまうのが怖かったから。
こんなド田舎ではめったに出会えない素敵な女性の前で、
事実を隠してしまいたいその男心も分かってやれ。
(私もこの質問者は素敵な女性だと想像してしまう。文面からも)

それにしても押さえ込まねばならないほどの
前妻の暴力という異常さこそ、
その家庭環境に問題ありです。
男性への敵意満々。
父からレイプでもされたのかもしれないな。
子供もいないようだし。
(これは私の妄想です)

佐々木よ、もっとよく思え!!
軽々しくメルマガで一般論を述べるな!!
カネ稼ぎなんかで思考を奪われているから
こんなことも分からんのだ。
思え、思え、思え!!!

以上です。

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