パンダの糞から分解能力の高い菌がいることを発見した日本人研究者。

田口文章 北里名誉教授が、
2人の中国人研究者と共に「生物賞」を受賞した。

生ゴミ90%以上を
水と二酸化炭素に分解できる技術を確立したらしい。
これで生ゴミを減らすことができれば、
人間の生活社会をクリーンに近づけさせるね。
すばらしい研究です。
中国人研究者と一緒になって受賞したことも
これからのグローバル社会を予見させるものがある。
(パンダということもあるし)
中国もごみ問題で頭を抱えているそうですから朗報です。
イグノーベル賞もバカにできませんね。

※イグノーベル賞 (Ig Nobel Prize) とは、
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞である。
ノーベル賞のパロディ的な賞で、1991年に創設された。
イグノーベルの名は、「ノーベル賞」に反語的な意味合いの接頭辞を加えたもじりであると共に、
「卑劣な、あさましい」を意味する“ignoble”と掛けている。
(Wikipediaより)

過去の日本人受賞者

1992年
神田不二宏、八木栄一郎、福田實、K. Nakajima、T. Ohta、O. Nakata(資生堂研究センター)
薬学賞 足の匂いの原因となる混合物の解明

1994年 気象庁
物理学賞 地震が尾を振るナマズによって引き起こされるかどうかを7年間研究した功績
※注意:受賞理由とされた報道が誤りであったことが後に判明したとして、イグノーベル賞の公式Webサイトの歴代受賞者リストからは削除された。

1995年 渡辺茂(慶應義塾大学)坂本淳子、脇田真清(京都大学)
心理学賞 ハトの絵画弁別(ハトを訓練してピカソとモネの絵を区別できるようにした)功績

1996年 岡村長之助(岡村化石研究所)
生物学的多様性賞 岩手県の岩石から古生代石炭紀(約3億年前)の石灰岩中に超ミニ恐竜化石を発見した功績

1997年 舞田あき(バンダイ)横井昭宏(ウィズ)
経済学賞 バーチャルペット(たまごっち)の開発によりバーチャルペットへの労働時間を費やさせた功績

1997年 柳生隆視 他(関西医科大学)
生物学賞 様々な味のガムをかんでいる人の脳波を研究

1999年 牧野武(セーフティ探偵社)
化学賞 妻や夫の下着に適用して精子の跡を発見できる浮気検出スプレーの開発

2002年 佐藤慶太(タカラ社社長)鈴木松美(日本音響研究所)小暮規夫(獣医学博士)
平和賞 コンピュータ・ベースでの犬と人間の言葉を自動翻訳するデバイス「バウリンガル」開発

2003年 広瀬幸雄 教授(金沢大学)
化学賞 銅像に鳥が寄りつかないことをヒントに、カラスを撃退できる合金開発

2004年 井上大佑(有限会社イノウエ)
平和賞 カラオケを発明し、人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した功績

2005年 早坂洋司(オーストラリアワイン研究所)
生物学賞 131種類の蛙がストレスを感じているときに出す特有のにおいを全部嗅ぎ分けてカタログ化、骨の折れる研究

2005年 中松義郎(ドクター・中松総研)
栄養学賞 35年間に渡り自分の食事を撮影し、食べた物が脳の働きや体調に与える影響を分析した功績

2007年 山本麻由(国立国際医療センター研究所)
化学賞 ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出する研究をした功績

2008年 中垣俊之・北海道大准教授ら6人
認知科学賞 単細胞生物の真性粘菌が迷路の最短経路を見つけることを発見した功績

2009年 田口文章(北里大名誉教授)
生物学賞 パンダのふんから取り出した菌を使って生ごみの大幅な減量に成功した功績

以下はWikiを参照のこと。

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