お金がなければ食べられない。
食べなければ飢えのために、数日～10日で餓死してしまう。
空気（酸素）がなければ、数秒であっという間に窒息死してしまう。
もし愛されることなしに育てられれば、
おそらくその子は生まれて来なかった方が幸せだろう。
つまり女性は子供を産まない方が良かったということだ。
「なぜ愛されない子は生まれて来ない方が幸福か?」
愛されなければ愛し方が解らないんだよ。
自分という人間に対しても愛せないんだよ。
愛がなければ転落人生が待っているとしか思えない、悲しいけどね。
「なぜ母は子を愛さなければならないのか?」
わが子を真っ先に愛するのは母親しかいないんだよ。
お釈迦様の母のように2週間後に死んでしまったらどうしようもないが、
（釈迦は乳母によって育てられた）
自分が産んだ子供はどんな子でも無条件にかわいいだろ?
命を引き換えてでも子供を産みたいだろ? 守りたいだろ?
なぜって? 自分が産んだ子だから。
一生懸命育ててみたい、いや育てなくてはいけない。
そんな子供を食べさせるために働く。
働いて稼げば食べ物には困らない。
飢え死にせず無事生きてもらえる。
生きていさえすればいい。
でも私の子供はどこか変だ。
どうしてこんな風に育ってしまったんだろ?
〈暴走族、登校拒否、いじめ、引きこもり、万引き、飲酒、喫煙、シンナー、麻薬、援助交際（売春）、過食・拒食、家庭内暴力…〉
これらはみんな“親の愛情不足”が原因で起きてしまった子供の信号なんだよ。
親の愛を試しているんだよ。
愛が欲しいんだよ。たった一人の愛でいい。愛して欲しいんだよ。
「もしお母さんが僕のことを好きなら、どうしてかまってくれないんだろ?」
「いつもいつも仕事ばっかり。独りで食べる夕食なんてさみしいよ」
『もっと僕のことを見ててよ!!』
「もしママが私のこと愛しているなら、どうして私の言うこと聞いてくれないの?」
「忙しいから後で。そればっかり」
「学校で生理のこと言われたけど、私にはまだ来ない」「変かな?」
『私といっぱいお話してよ!!』
『あー愛されたい!!愛されたい!!愛されたい!!』
子供を持つすべての母親に警告する。
確かに愛は空腹を満たせない。
だから食べさせることももちろん大事だ。
でもそれ以上にあなたの“愛”が大事なんだよ。
心の空虚感は“愛”でしか満たされないんだよ。
あの辛い心のポッカリ感を味わうことなんてなくなるんだよ。
愛、無条件で許す愛、それは神さま。
お母さん、子供の神さまになってあげて!!!
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