【危機】に陥らないと覚悟ってできないものです。
家が火事になるとか、病気で入院とか、
恋人・配偶者に捨てられるとか、
会社から「明日から来なくていいよ」と言われるとか。
(※危機はどうしたって自分ではコントロールできないもの)
佐々木さんがいくら「覚悟せよ」と叫んだとしても
ダメなものはダメ、響かない。
冷めたハートにどう説得するのか?
『怒りをたきつけろ!!』
(拳を振りかざして)
『怒れ!』
(覚悟はいらない)
「俺は怒ったぞ!!」と。
(スーパーサイヤ人だ)
『このくそったれな世界に怒れ!!』と。
(どう考えてもこの社会はおかしい)
怒りのエネルギーが蓄えられる。
まさに『怒りの葡萄』(小説の題名)だ。
(「人が怒るうちはまだ破局は来ない」という文章を覚えている)
そのパワーが現状維持をぶっ壊す!!!
憎しみを持たない怒りの感情。
それは情熱の炎のことである。
指導者がそれをなくしては説教家に過ぎない。
現状(過去の累積)という呪縛から解き放つ契機とは
【挫折】しかないのかもしれないね。