収入が上がれば違う世界が見えるって、見下せるということかい?

月収25万円のサラリーマンが月収100万円になったら、
月収25万円だった過去の自分が小さく見えるらしい。
「何であんなことに悩んでいたんだろう」と懐かしい。

ですが収入が上がった分だけ
その分悩みの内容が違ってくる。

その悩みというのが
多数の人が抱えているものなのかか、
少数の人が持っているものなのかが違うだけであって、
悩みから解放されたというわけではない。

収入が上がれば世界が違って見えるというのは、
悩みの質と量(悩みのハードル)が変わるだけで、
それはすなわち「ステージが変わる」ということを意味してます。

私は守護霊やオーラが視えない。
が江原さんは視える。
視えるとか視えないとかが大した問題なのではなく、
自分の抱えている問題が一体どういうものであり、
それを克服するためには
どうすればいいのかを問題にすべきなのです。

つまりこれは月収25万円の人が
100万円になりたければ、
どうしたら100万円行くのかを
考える必要があるという問題を
その人は持っていることになる。
仮に月収25万円で満足なのだという人は、
例えば子供に障害があって
その教育で困っているという問題によって、
100万円欲しいという悩みはないわけです。

要するに「それぞれが抱えている問題は、十人十色」なのです。

お金がより多く欲しいと言う人は
20万円より50万円、
50万円よりも100万円、
100万円よりも1000万円。
数字が大きくなるにつれて
解決すべき課題(悩み)が変わる。
それをステージが上がると言えばそうとも言えるが、
(私はそれは傲慢だと断言する)
「上がる」というのは下に人がいるという優越感によって
優劣を決めてしまっている見方はどうも賛成できない。
その人は大きな間違いを犯していると思う。

ステージが上がるというのは、
取り組むべき問題が変わるということであって、
上がるの下がるのという人間差別ではない。
もし下衆を侮蔑したいのならば
過去の自分もそうであったということからして、
自分で自分(の過去)を馬鹿にしていることになる。
愚かな人は多いように見受けられます。

何だかよく分からない文章になっていそうですが、
見える世界が変わるというのは、
新しい未知の問題を抱えるということです。
その問題のハードルは
過去に出現したどんなハードルよりも高い。
人を見下したりしている場合ではないのです。
一気に転落してしまうよ。

ハードルを乗り越えるための方法を簡単に書く。

「過去の自分と同じ苦しみを持つ人を引き上げろ」

そうすれば下へ落ちない。

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