人間が一番恐ろしい。

『夜と霧』をレンタルして見ました。

夥しい痩せ細った死体を無造作に
ブルドーザーで大きな穴へと
引きずり落としていく映像は、
紛れもない事実であったことを
私たちに知らせてくれる。

「なぜ人はこの世界を平和にできないのか?」

己の欲望に克てないから。
他者の内部に自己を見出すことができないから。

残虐性というのは過去世において
我々の魂が恐竜などの動物に入り込んだ時に刻まれたものです。
時に人が残虐非道な行ないをしてしまうのは、
欲するままに快楽を貪った動物時代の名残です。

あなたは今や人である。
人に生まれ変われたということは
欲望を乗り越えた先にある“高み”にまで
努力と忍耐によって
登り到達することができることを意味する。

カルマとは乗り越えなければならない課題。
この先も人類史を歩まなければならない我々にとって
カルマの克服は避けては通れません。
でないと永遠に悲しい歴史を繰り返す。

わずか30分のドキュメンタリー映像です。
必ず見て下さい。

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