アメリカでの自己破産の原因No1は莫大な医療費。誰がホームレスになってもおかしくない。

以下の動画を見てほしい。
「ホームレス=負け犬」
という考えが吹っ飛びますよ。

Youtubeを投稿するジョシュさんは
ホームレスに100ドルをあげると
一体何に使うのかという企画を立てた。
(アドセンス広告収入目当てでしょう)

偶然道端にいたホームレスのトーマスさんに
それを実行してみた。
(選択基準が何なのかは分かりません)

カメラがトーマスさんを追跡すると
スーパーで買った食料品を
何と同じホームレスに分け与えているではないか。

ジョシュさんは慌てて事情を説明し、
なぜホームレスになってしまったのか聞いた。

父親がガンになって治療費のために家を売り払った。
父が亡くなると母も後を追うように亡くなった。
仕事も家も無くしたトーマスさんの選択肢は
ホームレスしかなかったと。

トーマスさんは独身だったのでしょうね。
家族がいれば別の道もあったと思われますが。

なぜ他の人に食料を分け与えたのか理由を尋ねると

「お金では買えない幸せがある。
私はこうすることで幸せを手に入れるのです」

という私が涙するようなことを言う。

その後ジョシュさんはトーマスさんのために
募金活動を開始し、
現在11万ドル(130万円くらい)近く集まったそうです。

日本での医療費はかなり安い。
恵まれているといえば全くそうなんですが、
その医療費は誰かの支えで成り立っている。

日本とアメリカでの医療システムを比較して
どちらも一長一短あって断言はしにくいですが、
『健康でないと働けない』
ということは確実に言えます。
働けなければ税金も払えないので
やはり国は国民総医療保険を支持すべきだと思う。

ところで私が心配するのは
医学の進歩ではなく、
医療従事者の進化の方です。
小児科医なんかはしんどいから
(少子化でお母さんがちょっとのことですぐ診察希望する)
専攻する絶対人数が少ないので激務らしい。
他の分野の医者も激務であることは変わらないと思いますが。

しんどいから日々進歩する医療技術を勉強したり
習得するような余裕時間はないだろう。
しかも疲れやストレスによる
医療ミスや事故も頻発すると思う。

「どうすれば日本の医療現場を改善できるのか?」

アジア系の外国人医師を雇うしかない。
タイには優秀な人材が多いらしい。
頼んで来てもらうしかない。

自国だけでなんとかできる力はもはや日本にはない。
もう外国頼みの日本に成り果ててしまったのです。
輸入品目は石油などの原料や食料だけではなく、
人材も輸入する。

『国境を考えていたら日本そのものが無くなる』

問題のない国や人はいないけど
どうしたものだろうか。

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