流転する世界に真摯に問え、何を成すかを。

会社を変えてやると意気込む新卒社会人も、
ネットで稼いでいる元気な若い人も、
社会にメンチ切ってるツッパリどもも、
夢をシャウトしギターを壊すロックスターも、
必ず来る、老いによる「安定志向」が。

人生において「守り姿勢」に入る時が必ず訪れる。

頭髪は抜け落ち、腹が出てくる。
肉体は言うことを聞かない。
さまざまな期待と不安が胸を締め付け、
時に空虚な風が吹き抜けてくる。

「結局俺は何をしようとしたいのだ?」

分からない・答えが見つからないと決断を下した流浪者は、
ルーティンワークの居心地の良さに
蓄えた貯蓄を減らさぬように
社会のルールを大人しく守ろうと子供に教えることに
夢より現実を大事にしようと
言い訳を考え始める。

無常の世界に怖気づく我々のために
「常識」という鎖で安定を図りたい。
それは幻想なのだということも知らずに。

違うのだ、求めるものはそこにないのだ。

見つけろ、自分が成し遂げるべき『使命』を。
その使命の中にこそ本当のあなたが在るのだから。

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