まず“自分という他人”を好きになることです。

「自分は自分ではないか? 他人ではないよ」
それはそうだが、ここでは少し視点をずらして考えてほしい。

自分自身を分析する自分を“本当の自分”とし、
分析される自分を“他人”としてほしい(客観的自己)。

「今の自分という他人、好きですか?」
「幸せを感じていますか?」

もし幸福感に満ち足りているならば、
どうかそれを隣人(周囲の人)に分け与えて下さい。
それができる日本人が今非常に少ないのです。
どうか『愛の奉仕者』になって下さい。

もし自分なんてイヤ、いない方がいい、
いっそ死んだ方がマシなのでは? と思っているならば、
あなたというかけがえのない人間を好きになる努力をして下さい。
あなたという他人を大切にできるのは、あなたしかいないのですよ。

「自分を愛していくとエゴになるのではないか?」
「自分さえ良ければそれでいいというエゴに…」

違うよ。
自分という他人でさえ愛せないような自分なら、
他者なんてとても愛することなんてできないよ、絶対に。
不幸な自分が他者を本当に幸福にできるのかな?
幸福にする術を知らないそんな人間が。
できない!! と断言したいね。

自分を嫌いな方、
どうあがいても取り替えることのできない自分を、
この世にただ一人しかいない自分の存在を、
どうか愛してやって下さい。
心からお願いいたします。

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