卒業式の歌 『仰げば尊し』 は、いい曲なのに…

《作詞者・作曲者ともに不詳》

仰げば 尊し 我が師の恩
教(おしえ)の庭にも はや幾年(いくとせ)
思えば いと疾(と)し この年月(としつき)
今こそ 別れめ いざさらば

互(たがい)に睦し 日ごろの恩
別るる後(のち)にも やよ 忘るな
身を立て 名をあげ やよ 励めよ
今こそ 別れめ いざさらば

朝夕 馴(なれ)にし 学びの窓
蛍の灯火 積む白雪
忘るる 間(ま)ぞなき ゆく年月
今こそ 別れめ いざさらば

(2番は戦争支持の意味が込められているため、現在は歌われない)

最近の小中学校では
この歌を歌われなくなったそうですね。
イイ歌だと思いますけど、どうしてでしょうか?

タイトルから
「教師はいつも見上げる存在」
という意味が前提としてある。
昔はそんな先生方がいっぱいいて
生徒が口答えできない文化風土があった。
でも今は「生徒のいい友達のような存在」に変わってしまった。
友達だから“友情”はあっても
“師弟愛”が持てない。
“友情”だったら
クラスメイトと分かち合えばいいのですがね。

つまるところ日本の先生方が
“上に立つ者”として尊敬されていないのですよ。
少子化により子煩悩の親バカが甘やかせて育てる。
実の親が叱れないのでは
教師が注意できないのは当たり前ですね。

『学級崩壊』の問題も
教師の威厳が保てなくなったことが原因ですよ。

「どうしたら教師が生徒から尊敬されるのか?」
小手先で教えるのではなく
“熱いハート”で指導する、
これが基本ではないでしょうか。

先生方、
心に響く授業を考え実行して下さい。

コメント

error: Content is protected !!