霊能力があっても、ハートがなければ幸せからは程遠い。

江原氏の母の母(母方の祖母)は
霊感が強い女性だったらしい。
だが苦労した。
私から言わせればそれは当然のことではないかと思う。
自分の夫を見捨てたからね。

上記の本の40ページ「母の寂しい子ども時代」というタイトル。
この祖母は自分の夫(江原氏の母方の祖父)が
ある時大けがをして
気の毒にも腕を切断するはめになった。
(痛かったやろうな)
とてもいい人だったのに
その機を境にヤケになってお酒に走ってしまった。
それが嫌で娘(江原氏の母)を連れて離婚したそうだ。
再婚相手が見つかり、2人の息子を授かった。
だがその継父は器量の狭い男。
娘(江原氏の母)が血のつながっていないからといって
娘を差別したらしい。
(江原氏は母から直接それを聞いた)

なぜこの祖母が苦労したか
私は第三者だから言わせて頂く。
(江原さんは怒らないと思っている)

腕を無くしたら仕事ができなくなる。
現代のように多様な仕事があるわけでなく、
片腕だけの労働者を雇ってくれる会社なんて
そうそうあるわけがない。

『男にとって仕事ができなくなったら、どんなに寂しく辛いことか』

この祖母はそれを全然分かっていなかった。
(分かろうともしなかったのではないか)

「なぜ分からなかったのか?」

ハートが薄いから。
霊感があってもハートが冷めたら
不幸な人生を歩むに決まってる。
江原さんはこの祖母の元で育てられたから
この女性に味方してしまうがな。
俺は違う。

「何で分からないんだよ!? 夫の心を」
「片腕になってどんなみじめな気持ちか…」
「これから先どうやって家族を養っていこうか苦悩のどん底だったはず」
「いつも夫のそばにいて何で気づかないの?」
「妻でさえも理解してくれない。どうすりゃいいんだ?」
「まあそんな女だから当然心の薄い男と再婚したってわけだ」
「自業自得じゃないか」
「結局女は男の金(経済力)しか見ていないんだな」
「霊感が強くてもお金お金お金」
「まああの世で詫びでも入れてると思うが、ちょっと悲しい夫婦だったね」

逆に
江原さんのお母さんは死別でしたが再婚はしていない。
人情が厚い女性で困った人がいると
よく家へ招待したみたいですね。
女は母親に似ると言うけど
彼女はお金の方を選ばなかった。
少女時代に苦労したのだろう。
祖母から受ける影響を克服して頂いて感謝です。
でなければ今の江原啓之氏はいなかったでしょうから。

私が江原さんにもし会ったら
「お前は分かってない」なんて言われるかもしれないが、
以上が今の私の意見です。
ハートがすべてですよ。

error: Content is protected !!