リーマン・ブラザーズ破たん

このために15日のアメリカ株価指数が500ポイントも下げた。
それを受けて
16日のアジアの株式市場はすべて前日より3~5%下げてしまった。
日本もこの1日で600円ほど下げた。

「なぜリーマンは破たんしたのか?」

『サブプライムローン』問題が一番の原因です。

これはどんな問題なのかを説明すると、
<好況時に借金の返済能力の低いアメリカ低所得者層に
住宅ローンを組ませて、
数年前から続く不況のあおりを受けて失業したこの層の人々は
完済できるという思惑とは裏腹に
ローンの返済ができなくなってしまい、
その債権(返済金を受け取る権利)が「不良」と化してしまった。
しかもその不良債権が小口に切り分けられて、
アメリカだけでなく世界中の“金融機関”に安くばらまかれてしまい、
世界中が「不良債権」を抱えてしまったことである>

「経済的損失」は
「不良債権」を抱える組織や機関だけでなく、
株式を保有する“金融機関”も
この世界同時株安で含み資産が減ってしまった。

資金を援助する銀行も中小企業だけでなく
大企業に向けてのお金を貸すこと(融資)も困難になり、
日本の不動産業界などは資金の融通が利かずに
先日大手企業が倒産してしまったこともまだ記憶に新しい。

『お金の循環に支障を来たしたのである』

「この“負のスパイラル”はどこまで及び、いつまで続くか?」

はっきりと分からないが、
“永遠に続くことは絶対ない!!”ということは言える。
この問題はいつか必ず解決できる性質の問題なのだ。
安心して待ってほしい。

※ ところで僕がここで言いたいのは(遅くなってすいません)
この世界同時株安で経済の先行き不透明なのにも関わらず、
誰かが「これは安い」と株を買いに走っているということだ。
なぜなら株を売りたい人は
必ず買ってくれる人がいないと売れないからだ。

「誰が買っているのだろうか?」

金融機関でもないし、
(自分の身も危ないのにそれどころではない)
個人投資家でもなさそうだ。
(怖くて大事なお金を失いたくないよね)

おそらく“民間ファンド”だろうな。
(一般人やその他から預かった投資金を
専門的に運用して利益を追求する組織)

株で資産を増やそうともくろむ僕は、
この“ファンド”の動向に注視していこうと考えております。
皆さんはどうですか?

後記:
リーマンショックのその後の影響はひどかった。
これは歴史的に見ても経済の大きな転換点でした。
2015年の今現在もその余韻は冷めていません。

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