ドストエフスキーの全小説は、イエス様へのラブレターです。

彼の『カラマーゾフの兄弟』は今
数十万部のベストセラーになっているそうですね。
これは異例中の異例だそうです。
恐ろしく長い小説で重厚な物語です。
挑戦したい人はぜひどうぞ。

その前に全く知らない初心者には
『罪と罰』から入門した方が
いいかもしれませんね。
『刑事コロンボ』みたいな推理小説風で
シナリオがよく練りこまれた傑作ですから。

僕はこのドストエフスキーはかじった程度の知識で
あまりエラそうなことは言えませんが、
その読後感からくる彼のメッセージは結局
「イエス・キリストとは何だ?」ということ。

“イエスを求めて跪(ひざまづ)き縋(すが)りつく”

彼の生きた人生と小説の生命は
ただこれを表現しただけのものです。

「イエスよ、私はあなたが大好きです」
「あなたが屈折した私の人生の光です」
「私は迷える子羊、導いて下さい」
「あぁイエスよ、愛を素直に表現できない私を、
どうか温かく許してやって下さい」
「罪深い私の書いた泥臭い小説を、
どうかラブレターとして受け取って下さい」
「私はあなたを愛しています。誓って言います」

彼はクリスチャン。
彼の本もキリスト教文学。
無神論文学者と言うのは誰?
違いますよ、コテコテの有神論者。
文学者よりも神学者に近いかもしれませんね。
ただ素直な気持ちで神と向き合えない
へそ曲がりなだけです。
“癲癇”という病気があったから
勘弁してやって下さいね。

ロシアの文豪ドストエフスキーは
キリスト教の“試練”を明文化した作家。

全世界のクリスチャンたちよ、
彼が一生もがき苦しんだ難題を
みごと解き明かして下さい。
人類が存続する限りつきまとう
『悪霊』を追い払って下さい。
きっとすがすがしい世界が
イエスと共に待っていてくれるから。

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