インドで暴動。スズキ自動車よ、従業員を使い捨て扱いの“派遣”として雇うからだ。

日本だって臨時雇いの派遣労働者が
不満爆発して悲しい事件を起した。
(マツダで)

日本人管理者の
「しょせん、お前は使い捨ての派遣だろ」
というムードを敏感に感じ取り、
「会社の命令だ、嫌なら辞めろ」
という高圧的態度で接したのだろう。
(それが無意識だったにせよ)
俺もよく分かるよ。
そりゃ殺したいほどムカつくわな。
インド人だって日本人と同様人間だ。
日本企業の海外進出は
現地に溶け込もうとしない姿勢がアダとなって
いつかしっぺ返しを食らうことになる。

日本のモノづくりは滅びていくと思っている。
それも時間の問題だな。

(以下記事です)

スズキのインド工場、厳戒下で21日再開 暴動から約1カ月、生産回復にはなお時間も
【2012.8.16 20:52】

スズキのインド子会社であるマルチ・スズキのバルガバ会長は16日、
暴動事件で閉鎖中のマネサール工場(ハリヤナ州)を今月21日に再開すると発表した。
州警察が500人規模で警備にあたる厳戒下での操業となる見込み。
18日で暴動から1カ月になるが、従業員確保などでも問題が残り、
生産を回復させるには、まだ時間がかかりそうだ。

「本音では、時間をかけてもいいから、問題の完全解消を優先させたい。
再開させたはいいが、また、問題で稼働停止することが、最悪のシナリオだ」

スズキの首脳は、マルチ・スズキ社の早期の生産再開に懸念を示した。

マネサール工場では昨年6月から9月まで大規模なストライキが断続的に起き、
やっと生産が正常化した直後に発生したのが今回の暴動だった。
現地の発表などによると、インド人人事担当者が足を折られたうえ、
放火されて死亡するという残虐な事態が発生。

「従業員のショックは大きく、安心を確保すると同時に、十分なメンタルヘルスが重要だ」
(スズキの鈴木俊宏副社長)と、再開を急がない考えだった。

急遽(きゅうきょ)、21日再稼働が決まった背景には、州政府からの強い要請がある。
海外からの投資を呼び込んでいるインドだが、州政府の力が強く、
州政府ごとで「(ビジネス)案件の取り合いを演じている」(自動車部品首脳)のが実態だ。

ハリヤナ州政府としても、
「暴動の解決が長引くことで、今後の投資に悪影響が出ることを懸念」
(スズキ首脳)している。
そこで、スズキの鈴木修会長兼社長が
来週のインド入りまでに再開するよう強い働きかけがあり、
安全の担保として500人の警察官派遣に至ったもようだ。
ただ安定した操業が持続できるかは疑問で
「見切り発車になる可能性も高い」(スズキ幹部)との声がある。

(以上)

年収30~50万円。
車の価格80~100万円。

コメント

error: Content is protected !!