放射能地獄と化した福島に移住ですって。気でも触れたか?

北海道にすればいいのに。
なぜ福島に?

農業なら九州でも四国でも中国地方でもできる。

母の故郷だから住みやすい?
どこだって『住めば都』だよ。

関東から移住するのは大賛成として
なぜ福島に行くのか理解に苦しみます。

人間には自殺願望があると以前書いたが、
どうやらそれは真実のようだ。

子供には罪はないのに、バカ親を持ったばかりに…

(以下記事)

「こっちの方が住みやすいみたい」福島移住の長谷川さん一家

【産経新聞 2012年1月5日(木)21時50分配信】

白い山肌を背に、おかっぱ頭の赤ん坊は父親の腕の中で元気な笑い声を上げた。東電福島第1原発から西へ120キロの福島県昭和村。東日本大震災後に千葉県市川市から移住してきた長谷川洋(ひろし)さん(39)の長女、美桜(みお)ちゃん(1)にとって、大雪に覆われた奥会津のこの山村が「故郷」となる。

「この子が生まれなかったら、ここに来なかったかもしれない」

震災前まで東京都内で家具職人をしていた。「農業をしたい」と母の故郷、昭和村を選んだ。自身も会津若松市の出身だが、移住を強く望んだのは、むしろ東京で生まれ育った妻の規予美(きよみ)さん(41)だった。

規予美さんは結婚8年目にして授かった美桜ちゃんを「大自然の中で伸び伸び育てたい」と望み、平成22年9月、出産を前に移住を決めた。ところが、震災で状況は一変した。

長谷川さんは、新聞やインターネットで放射線量を繰り返し確かめた。「この子が将来、福島で育った女だからという理由で、結婚に支障が出たりはしないだろうか…」。夫婦で1カ月間、話し合った。

「30年も先のことがどうなるかなんて、考えたって分からない。このままでは故郷の福島が駄目になる」

長谷川さんは「やっぱり行こう」と告げた。規予美さんはうなずいた。「向こうの雪が解けたら、引っ越しだね」

農村への移住を支援するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」によると、福島県は震災前まで3年連続で首都圏から移住したい都道府県のトップだった。例年30家族ほどあった移住者は、震災にもかかわらず昨年も15組前後に上る。

相談員の星久美子さん(28)は「福島はもともと受け入れに力を入れてきたのに加え、震災前に移住を決め、考えを変えなかった家族が多かった。住民となって役立ちたいという家族もいた」とし、続けた。

「人口流出が続くこの時期にあえて福島に移住する人は、将来を真剣に考え抜いた人が多い。彼らは地元の人たちを勇気づける存在にもなっている」

東京都江戸川区の小村愛枝(よしえ)さん(27)は震災4日後、婚約者の小林正典さん(41)と就農のため、第1原発の40キロ西にある二本松市の山間部に移り住んだ。

運送会社で働いていた2人は深夜帰宅が続く日々だった。郊外に借りた菜園で野菜作りをしていたが、次第に農業への思いが募り移住を思い立った。2人とも福島県に縁はない。北海道や山梨県なども考えたが、試しに訪れた二本松で、人々が親身に相談に乗ってくれたことが決め手になった。

震災直後の混乱の中、栃木県の黒磯までJRで行き、あとはヒッチハイクと自転車で向かった。一泊した郡山市で愛枝さんは実家の母親に電話を入れた。

「なにもこんな時期に行かなくても。ばか娘…」

心配する母の声に思わず涙がこぼれた。傍らにいた正典さんは「一緒に頑張ろうな」と励ました。2人は4月に入籍し家族となる。

長谷川さん一家、そして愛枝さんと正典さんは現在、それぞれの春に向けて農作業を学んでいる。愛枝さんたちは長靴履きにジャージー姿で、白菜や大根の栽培を手伝っていた。

正典さんは「ここで生きる以上、放射能は切り離せない問題だ。二本松はこの9カ月が底だった。後は上向いていくだけと前向きに考えたい」と話す。

昭和村の長谷川さん一家も、昨年4月に移住してから初めての冬を迎えた。農作業ができないため、長谷川さんは村役場の仕事として除雪車に乗っている。

規予美さんは、自宅から1・5キロほど離れた診療所に検診のため美桜ちゃんをおぶって歩いたことがあった。同年代の女性が、診察が終わるのを待って自宅まで車で送ってくれた。

規予美さんは「人の温かさというのかな。こういう気持ちを忘れていたような気がする」と話す。

震災直後、首都圏の人々は生活必需品を奪い合い、スーパーやコンビニ店の棚から水のペットボトルが消えた。規予美さんは粉ミルク用の水が手に入らず、市販の氷を溶かして使った。

「村に来てみると、逆に困っている人に水を分けていた。私にはこっちの方が住みやすいみたい」

雪解けの4月、一家は村の特産であるカスミソウの植え付けに取りかかる。7月になれば新しい故郷は小さな白い花々で覆われる。

(玉嵜栄次)

コメント

  1. 除染最優先 より:

    除染!除染!除染!

    放射能がもたらす得体の知れない後遺症。
    何も知らない何も知らされない美桜ちゃん1歳。
    長谷川ご夫妻は、我が子に恨まれる事も承知の上で決断したのでしょう。
    私からとやかく言います。
    せめて、除染(放射性物質の除去)が済んだ後に福島へ移住してほしい・・・
    美桜ちゃんの為に、為だけに。

  2. 真心 より:

    こういう親は持ちたくないと思いました。
    事故前の福島・東北について「大自然の中で・・」は理解します。
    今、世界一の放射能汚染地域、チェルノを越えた場所ですよ、
    思いっきり遊ばせたら次の年に死ぬかもしれない場所です。
    一年経たないで4歳児が急性白血病で亡くなりました。
    沖縄でのびのび育てれば良いと思います。

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