歎異抄にこうある。
「わがこころのよくて、ころさぬにはあらず。
また害せじとおもうとも、百人千人をころすこともあるべし」と。
これは『自分の中にどうしようもない“邪悪”がある』
という認識を持つことの大切さを教えていると思う。
獰猛な悪魔が心の中で眠っている時は、
自分は善人ぶって生きてこられる。
悪人を冷笑しながら。
が、それがひとたび眠りから覚めれば、
悪の自覚もなしに犯罪に手を染めてしまう。
そして気付く。
俺は何という愚かな人間だったことかと。
「どうしたら人間は強く善く生きれるのだろうか?」
『悪という弱さを認めるところから、善は出発するのです』
“自分の中の悪意・弱さ・偽善”
僕たち毎日が内省の連続ですよね。
「罪を憎んで人を憎まず」
昔の日本人はこれが分かっていたのかもしれません。
すべてに感謝です。
後記:
2015年現在、小室哲哉さんは音楽活動をガンガンしてます。
コメント
善悪を超えて、愛へ還れ!
人は愛して愛されて そうだ愛なんだ
人として愛と出会い 人として愛に迷い
人として愛に傷つき 人として愛と別れて
それでも 愛しか あり得ない ~♪
『人として…愛』~愛援隊より。